マライア・キャリーがエピックと契約、既に新曲レコーディングの噂も
マライア・キャリーが新しい作品においてエピック・レコードと契約したことが明らかになった。同ソニー・レーベルの代表が認めている。
1月30日に米ビルボードが初めて報道したように、同シンガーは複数のアルバム契約でアントニオ“L.A.”リードと再びタッグを組み、間もなく始まるラスベガス常駐公演の内容に伴いグレイテスト・ヒッツ作品を初めにリリースするという。
5月6日にスタートする【#1’s】と題されたラスベガス常駐公演では、1990年の「ヴィジョン・オブ・ラヴ」から2008年の「タッチ・マイ・ボディ」までの米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”でNo.1となった全18曲が披露される。エピックからリリースされる次のアルバムでも、彼女のヒット曲の最新バージョンや、もしかするとデュエット・バージョンがフィーチャーされるという。
キャリーは色々騒がれた時期である15年前にソニーを去ったが、今再び同レーベルに復帰する理由は多々ある。まず、ソニー・ミュージックの現在の会長兼CEOであるダグ・モリスは、ユニバーサル・ミュージック・グループを動かしていた2003年にキャリーを同傘下のアイランド・デフ・ジャムに連れてきた人物だ。また、当時アイランド・デフ・ジャムのトップだったのはリードで、2005年の彼女の復帰アルバム『MIMI(The Emancipation Of MIMI)』を監修している。最後に、6度のプラチナムに輝く大ヒットとなった『MIMI』でキャリーのコラボレーターだったジョーイ・アルベイジーは、現在エピックでA&Rの重役を務めているのだ。
なお、ある情報筋の話によると、キャリーは既にロサンゼルスで新曲をレコーディングしているとのことだ。エピックからの最初の作品がいつ頃リリースされるのかはまだ明らかになっていない。
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