ノエル・ギャラガー、最新UKライヴレポ到着&4月来日にリハ見学企画も
最新作『チェイシング・イエスタデイ』をリリースしたばかりのノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ。3月10日に開催したロンドン・O2アリーナ公演のライブレポートが到着した。
<3月10日(火)ロンドン・O2アリーナ公演レポート>
新作『チェイシング・イエスタデイ』が3月8日付のUKチャートで堂々たる1位に輝いたばかりという絶好のタイミングで3月10日にロンドンのO2アリーナ公演を迎えた元オアシスのノエル・ギャラガーのソロ・プロジェクト、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ。
疾走感溢れるオープニング曲「ドゥ・ザ・ダメージ」(新作の初回限定盤ボーナス・トラック)でスタートしたライヴは、前作からのヒット曲「エヴリバディ・オン・ザ・ラン」、オアシス時代からの人気曲「フェイド・アウェイ」を立て続けに演奏し、一気に会場を盛り上げた。「おい、サイコーの火曜日に集まったロンドンの皆、元気か?先週発売された俺のニュー・アルバムが1位を獲得しただけじゃなくて、UKで2015年に発売されたアルバムとしては、今のところ“最速最多売上”を記録したらしいぜ!これは俺のアルバムじゃなくて、“俺たちの”アルバムだ。みんな、ありがとうな!」とアニキ節で観客を沸かせた後、新作の先行シングル「イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント」を含む新旧のソロ曲を披露。
そして、中盤ではオアシス・アンセム「シャンペン・スーパーノヴァ」で更にヒート・アップし、ノエルの歌声が聴こえないほどファン達が大合唱。今回のツアーは約20人のクワイアを従えた他、新作のハイライトでもあるサックスを含むブラス隊が大フィーチャーされており、新譜発売1週後にして大勢の観客が新曲をシンガロングしていたことでもノエルの新境地が本国のファン達に熱く支持されていることを証明したと言えるだろう。
また、これまでとは一味違った宇宙的なフレイヴァーも感じられる新たなサウンドと連動したグラフィックや映像が巨大スクリーンに映し出され、ビジュアル面でもその壮大さが見事に表現されていた。一方、口調はいつも変わらず、興奮してステージ前方で騒ぐファンに向かって「さては、、、オマエは北部出身だな?」、「オマエら、サッカーの試合に来たのかよ?」と話しかけ、観客の笑いを取る姿も。ラスト・ナンバーは「妻に捧げる」と紹介後に、ファースト・ソロ作から「イフ・アイ・ハッド・ア・ガン」。
鳴り止まぬ拍手に応えて再登場したアンコール1曲目ではなんと名曲「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」を披露。約2万人の大合唱で最高潮の盛り上がりを見せた後、「AKA…ホワット・ア・ライフ!」、そしてイントロのクワイアが印象的なアレンジのオアシス・ナンバー「マスタープラン」で幕を閉じ、ソロ・アーティストとしても揺るぎない地位を見事に確立したトップスターの貫禄と余裕を見せつけた。
また、残念ながらこの日の02アリーナには見られなかったが、前日3月9日のマンチェスター・アリーナで行われた公演には、新作でもギターを披露しているジョニー・マーが、最新シングル「バラード・オブ・ザ・マイティ・アイ」で飛び入り参加し、会場を大いに盛り上げるというファンにはたまらないサプライズもあった。
そんなノエル・ギャラガーの待望の日本公演が、いよいよ来月4月に迫る中、日本のファンにうれしいサプライズのお知らせが!全国5都市全7公演で、本番前の貴重なリハーサルを見学することができる<サウンドチェックパーティ>を開催することが決定した!ノエル・ギャラガー日本公式サイトでは、各公演2組4名様をご招待!滅多にない超レア体験のチャンスなので、今すぐ公式サイトをチェックしてみてほしい。
Photo:Jill Furmanovsky
◎サウンドチェックパーティ招待企画
2015年4月6日(月)大阪・フェスティバルホール
2015年4月7日(火)大阪・フェスティバルホール
2015年4月9日(木)広島・広島文化学園HBG ホール
2015年4月11日(土)福岡・ZEPP FUKUOKA
2015年4月13日(月)名古屋・ZEPP NAGOYA
2015年4月15日(水)東京・日本武道館
2015年4月16日(木)東京・日本武道館
info:http://www.sonymusic.co.jp/artist/noelgallagher/event/100377
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