性犯罪のリアル描く、監督の実体験を映画化した『ら』がまもなく公開
監督自らが第一の被害者になったという実際の連続拉致事件を映像化した映画『ら』が3月7日より公開。
マユカはアルバイトの帰り道、見知らぬ男に拉致される。長い夜が明けやがてマユカは解放されるが、男は次の獲物にみさとを連れ去り、手に掛ける。男の凶行はエスカレートし、駅から帰宅中のリナに目を付けるが……。解放されたマユカは日常生活に戻るが、心は暗い森に取り残されたまま。心の傷は具現化し、負うべきのない責に苛まれる――。
被害者であり、監督を務めたのは、監督を十代で園子温に師事し、西村喜廣の下で映像制作を学んだ異色の経歴を持つ水井真希。本作で、監督デビューとなる。
当事者だからこそ描ける、誰も知らない一晩。暗い森に迷い込んだ被害者に光は見えるのか。
ら
監督・脚本:水井真希
出演:加弥乃、小場 賢、ももは、衣緒菜、文月、亜季、佐倉 萌、久住翠希、屋敷紘子 ほか
(2014年/日本)
3月7日(土)渋谷アップリンクほか全国ロードショー
(C)NISHI-ZO 西村映造
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