Amazonレビューは驚異的な高評価! 宝島社より『百田尚樹『殉愛』の真実』発売

殉愛の真実

昨年秋、ガジェット通信では
やしきたかじんさんの闘病生活を書いた『殉愛』のAmazonレビュー大荒れ 筆者の百田尚樹さんも『Twitter』で苦言
https://getnews.jp/archives/700357[リンク]
という記事をお伝えした。

誰も知らなかった、やしきたかじん最後の741日。
2014年1月3日、ひとりの歌手が食道がんで亡くなった。
「関西の視聴率王」やしきたかじん。
ベールに包まれた2年間の闘病生活には、
その看病に人生のすべてを捧げた、かけがえのない女性がいた。
夜ごとに訪れる幻覚と、死の淵を彷徨った合併症の苦しみ。
奇跡の番組復帰の喜びと、直後に知らされた再発の絶望。
そして、今わの際で振り絞るように発した、最後の言葉とは――。
この物語は、愛を知らなかった男が、本当の愛を知る物語である。
『永遠の0』『海賊とよばれた男』の百田尚樹が、
故人の遺志を継いで記す、かつてない純愛ノンフィクション。

と、“かつてない純愛ノンフィクション”という触れ込みで発売された百田尚樹さんの『殉愛』。しかし、その内容については様々な疑問点が続出、『Amazon』のレビューも大荒れという事態となっている……ということをお伝えしたのが昨年11月。その後も騒動は継続していたのだが、ベストセラー作家である百田尚樹さんに対し彼の本を発売している会社の週刊誌はこの問題の追及に及び腰で、出版界の”作家タブー”ともいえる自主規制が話題になった。そんな中、宝島社はこのタブーとは関係なく『月刊宝島』などでこの『殉愛』問題に鋭く切り込む。

そして2月23日、『百田尚樹『殉愛』の真実 』という本が出版された。

著者はノンフィクションライターの角岡伸彦さんと西岡研介さん、たかじんさんの実弟である家鋪渡さん、そして宝島「殉愛騒動」取材班。数多くの関係者の証言などをもとに、『殉愛』の疑問点を浮き彫りにしている。

ネット上でも、この本を待ってましたとばかりにAmazonレビューは2月23日13時の段階で

星5つ 110
星4つ 0
星3つ 1
星2つ 0
星1つ 0

と、これまでに見たこともないようなとんでもない高評価となっている。一方の殉愛は

星5つ 203
星4つ 31
星3つ 31
星2つ 29
星1つ 791

といった具合である。いずれにせよ、大変に読み応えのある一冊となっている『百田尚樹『殉愛』の真実 』。この問題に興味のある方は要チェックだ。

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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