さだまさしの名曲「風に立つライオン」が28年ぶりにセルフカヴァー

さだまさしの名曲「風に立つライオン」が28年ぶりにセルフカヴァー

 さだまさしの「風に立つライオン」が、主演・大沢たかおによる映画化にあたり発表以来28年ぶりに再録され、2月18日から配信される。

 「風に立つライオン」は、さだまさしが20歳の頃、アフリカ・ケニアにある長崎大学熱帯医学研究所に赴任し国際医療ボランティア活動に従事した柴田紘一郎医師の話を聞き、「いつか柴田先生の語るアフリカを楽曲にしたい」と願ったことから生まれた楽曲。何度も挑戦しては果たせず、やがて15年もの歳月をかけて8分におよぶ大作を完成させた。

 楽曲は、僻地の巡回医療に身をささげる青年医師が、日本に残してきた恋人からの手紙を受け取るところから始まる。大切な人を犠牲にしてなお、青年医師が自らの信じる道を全うする姿が、聴く人それぞれの心に訴えかける。本作について、さだまさしは「この歌を聴いて医療従事者を志したり、青年海外協力隊に参加する若者がたくさん現れました。日本を離れ、海外で頑張っている医師も少なくありません。また、ある女性はケニアでマサイ族の勇士の夫人となりました。少しずつ、沢山の人々の人生を変えていきました。そんな歌を僕は他に知りません。」とコメント。

 「風に立つライオン」の音楽配信による売り上げは、少しでも海外で頑張っている人達の応援をしたいという思いから、その一部を1995年にさだまさしが立ち上げた「NPO法人ピーススフィア貝の火運動」基金を通じて、小児病院をはじめとするケニアの様々な医療施設などに寄付される。

◎配信情報
さだまさし「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」
作詞・作曲 さだまさし 編曲 渡辺俊幸
2月18日~24日 「レコチョク」」独占先行配信
2月25日~ 主要音楽配信サイトにて一斉配信

◎公開情報
映画『風に立つライオン』
2015年3月14日 全国ロードショー
More info: http://kaze-lion.com/

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