【動画】定年間近のオヤジと会話をするきっかけは……? 関西電力節電キャンペーンムービーに登場する息子の心がイケメン
突然ですが、皆さんはお父さんといつ会話を交わしたのか、覚えていますか? 関西電力が冬の節電期間に合わせて公開したキャンペーン動画『家族と過ごす時間』は、家族がバラバラではなくみんなで一部屋に集まることで節電になるということがテーマ。翌日に定年退職を迎えるオヤジとその息子が会話を交わすストーリーとなっており、家族と過ごす機会の大切さにも気付かされます。
家族と過ごす時間|関西電力 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Dz1BmAHevkA
帰宅してから、すぐに部屋にこもってしまうためか、ふだん父親となかなか顔を合わせることがない息子。
たまに会ったとしても、スマホばかりで会話は弾まず……。「仲が悪いわけではなく、年頃の息子と父親なんて、そんなもんやと思う」という父親。ですが、息子の方は「ほんとうは仕事の話、オヤジの会社の事、もっと話してみたい」という気持ちがある様子。
「明日はオヤジにとって、大事な日」と定年退職を迎える父親のことを想う息子。再び部屋にこもって何やら作業をはじめます。
自分の部屋の暖房や照明を消して、冷蔵庫から父親と同じくビールを取り出した息子。台所の電気を切ると、「たまにはオレも飲もうと思って」と父親に近づきます。「珍しいこと言うなぁ」という父親は、息子の目元に黒い汚れがついていることに気づいて「アホやなぁ」と笑いますが、息子が定年の日を知っていることに嬉しさを隠せません。
「はじめてやなぁ、お前と二人で飲むなんて」と感慨深げな父親。「今日までほんとにお疲れ様でした」という息子と乾杯すると、「なんか照れくさいなぁ」とポロリ。
その後は仕事の話に。「社会のしんどさが徐々に分かってきた」という息子に、「そんな愚痴を言うのは30年早いちゃうか」と社会人の先輩として断言。「遠いなぁ」と笑い合います。
外からは、玄関と二階の灯りが消えて、居間の電気だけが煌々と光っています。親子の会話の後だと、暖かな色に見えてくるのでは…?
次の日。父親は革靴がピカピカに磨かれているのに気付きます。そう、昨日息子が顔を汚していたのは靴墨だったのです。
「足元くらいおしゃれにせなあかんで」という息子。その気配りがイケメン! 父親も「よう言うわ」といいつつ、気持ちはしっかりと伝わっているようです。
節電もさることながら、家族と一緒に過ごす時間の大切さも身にしみるこの動画。「最近あまり家族と話してないな」という人は、そのきっかけをどうするか考えてみてはいかがでしょうか。
関西電力ホームページ
http://www.kepco.co.jp/ [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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