任天堂オブアメリカの広報は優しい

元ゲーム雑誌編集者のS嬢によると、「任天堂オブアメリカの広報は優しい」らしい。いったいどういうことなのか?

S嬢がまだ新人編集者だったころ、ゲームボーイアドバンスに関して、任天堂オブアメリカに取材をすることに。ファクスでいきなり内容を送りつけるのは失礼と思い、直接電話をしようと思っていたところ、日本とアメリカとの時差が7時間あることが発覚。

いろいろな仕事をしているうちに夜中になることはよくあることで、編集作業をしているうちにアメリカが朝になったら電話をしようと計画。日本時間の夜中、アメリカ時間の朝に任天堂オブアメリカへ電話をしたところ、次のようなことを言われたという。

「わざわざこちらの時間に合わせてお電話してくださったのですか? ありがとうございます。普通にファクスで問題ありませんので、あまりご無理はなさらないでくださいね」

同僚から「寝るな」「臭い」と言われまくっていたS嬢だけに、この言葉に感動。一生任天堂を愛することに決めたという。任天堂のユーザーサポートはすばらしいという話は良く聞くが、ゲーム雑誌編集者の体調まで気遣ってくれるとは、なんとも人情味あふれる企業ではないか。

ちなみにS嬢は、その後プレイステーションの雑誌に転属された。

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