範宙遊泳 山本卓卓演出の「東京」開催 朗読+映像の新境地とは?
画像は、芸劇+トーク 朗読「東京」フライヤー
東京を中心に活動する演劇集団・範宙遊泳を主催する山本卓卓さん演出の朗読「東京」が、1月7日(水)から9日(金)にかけて東京芸術劇場シアターイーストにて上演される。
「東京」は、総合芸術文化施設「東京芸術劇場」が主催する“東京”をテーマにしたリーディング企画。朗読は2部構成となっており、第1部では、短編、戯曲、エッセイなど古今の名作に描かれた“東京”を2人の俳優が日替わりで朗読。第2部では、読後のトークで自分の“東京”を語るパートが展開される。
○1月7日(水)『白痴』 坂口安吾 作
出演|川口覚・藤井美菜○1月8日(木)『少年』 谷崎潤一郎 作
出演|百瀬朔・名児耶ゆり○1月9日(金)『品川心中』(古典落語より)
出演|橋本淳・宮菜穂子朗読「東京」詳細
東京を読み、東京を語る。
朗読「東京」は、東京で生まれ育った人にとっての“東京”と、外から来て東京に暮らす人にとっての“東京”、そして物語から読まれる“東京”など、東京という街の様々な顔を朗読+トークで探っていく企画。
過去には、劇団・猫のホテルを主催する女優で演出家の千葉雅子さん、劇団・tsumazuki no ishi主催の寺十吾さん、劇団・毛皮族すべての公演の脚本、演出を手がける江本純子さん、映画監督の瀬田なつきさんが演出を担当してきた。
第3回目の開催となる今回の演出に抜擢された山本卓卓さんは、2014年4月に同劇場の最年少アーティストとして「うまれてないからまだしねない」を上演。海外公演も積極的に行っており「バンコクシアターフェスティバル2014」では、公演「幼女X」で最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。新進気鋭の演出家、俳優として注目を集めている。
特にここ数年はプロジェクター投影による光や文字・記号と俳優の身体を組み合わせた独自の手法で舞台作品を発表してきたが、今回の朗読という分野では、一体どのような演出がなされるのか、注目が集まっている。
チケットは東京芸術劇場または、各種プレイガイドで販売中。お得なセット券もあるので、3日間、それぞれ違った“東京”を楽しむのも良いかもしれない。
引用元
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