小型スピーカーなのに大きな重低音を出すPhantom、間もなく登場
ダイナミックで立体的な重低音に欠かせないウーファー(スピーカーの一種)。一般に、大きな重低音を鳴らすには、大きなウーファーが必要だ。
その常識を覆すスピーカーが間もなく登場する。フランスのオーディオメーカー「Devialet」が開発した「Phantom」だ。直径約30センチというサイズにもかかわらず、画期的な重低音を楽しめるのだという。
・真空部分で大音量に
重低音を可能にしているのが、ADH(アナログ・デジタル・ハイブリッド)と呼ばれる技術。アナログシステムから出るリッチな音を、コンパクトなデジタルハードウェアと合体させている。また、Phantom内に真空部分があり、それにより大音量を可能にしているとのこと。
開発元のDevialet社は数々のオーディオ機器を手がけ、これまでに77の特許を取得している。Phantomはそうした技術が詰まったスピーカーとなっている。
・自宅で本格的なサウンドを
高品質の音響を約束するだけあって値段も約2000ドルと決して安いものではない。ただし、同様の音質を出す既存のスピーカーでもこれくらいの値段はする。
Phantomのメリットとしては、自宅の音響を映画館のようにしたいとき、部屋をスピーカーで埋め尽くす必要がなくなること。WiFiにつなげて使用できるので、手軽に操作できるのも便利だろう。
自宅で映画やミュージックビデオなどを鑑賞するとき、リッチな音を楽しみたいという人は要チェックのこのスピーカー、米国では1月後半から販売が始まるようだ。日本のDevialet社製品取扱店一覧はこちら。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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