対応11タイトルがズラリ! SCEがPS3の“第2のコントローラー”となる『PlayStation Move』体験イベントを開催
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、USBカメラとモーションコントローラにより、プレイヤーの手の動きでゲームを操作できる『PlayStation Move』のプレス向け体験イベントを開催しました。会場には対応する11タイトルがズラリ。ガジェット通信の記者も実際に触って体験してきました。
『PlayStation Move』は、SCEが従来の『DUALSHOCK』に続く“第2のコントローラー”として開発したコントローラシステム。スティック上のコントローラーの先端に『スフィア』と呼ぶ球体が取り付けられた『PlayStation Move モーションコントローラ』と、『スフィア』の位置を検出するUSBカメラ『PlayStation Eye』から構成します。モーションコントローラには、手の動きを高精度に検出する3軸のジャイロセンサ、3軸の加速度センサ、地磁気センサを搭載。カメラによる位置の認識と組み合わせて、“空間で遊ぶ”新しい遊びを提案します。
同時に、アナログスティックと方向キーを搭載し、『Wiiリモコン』に対する『ヌンチャク』のようにモーションコントローラーを補完する『PlayStation Move ナビゲーションコントローラ』も発売され、複雑な操作が必要なゲームにまで対応します。
筆者とソル記者は、『モーションコントローラ』と『ナビゲーションコントローラ』を組み合わせて使う『バイオハザード5 オルタナティブ エディション』に挑戦。『ナビゲーションコントローラ』で移動し、『モーションコントローラ』で照準やトリガー、ナイフなどを操作します。サクサクとプレイを進めるソル記者に対して、筆者はすぐ弾切れになり、『モーションコントローラ』でナイフを振り回して防戦一方。すぐにゲームオーバーになってしまいました……。『バイオハザード』の場合、操作感はWiiに似ているものの、迫力あるグラフィックのPS3で体感的にゲームをプレイできるのが印象的でした。2本のコントローラがワイヤレスで独立しているのも、自由な感覚で新鮮です。
筆者はほかにも、格闘ゲーム『肉弾』をプレイ。こちらは、『モーションコントローラ』2本を手に持ち、ひたすら相手と殴りあうゲーム。モーション認識の精度が高いため、振りかぶって殴らないとダメージが少ないなど、リアルな拳による語り合いを楽しめました。まあ、筆者のヘナチョコパンチは全然相手に効かなかったんですけどね……。
イベントではこの後、開発に携わったスタッフによるプレゼンテーションと共同インタビューが行われました。詳しい内容はこの後お伝えします。
会場で体験できたタイトルは次のとおり。
発売中:
『バイオハザード5 オルタナティブ エディション』(カプコン):4990円(税込み)
10月21日発売:
『街スベリ』(SCE):2980円(税込み)
『BIG 3 GUN SHOOTING』(バンダイナムコゲームス):6279円(税込み)
『スポーツチャンピオン』(SCE):3980円(税込み)
『Beat Sketch!』(SCE):2980円(税込み)
『Me&My Pet』(SCE):3980円(税込み)
11月18日発売:
『肉弾』(SCE):3980円(税込み)
『無限回廊 光と影の箱』(SCE):3980円(税込み)
11月発売:
『Moveでパーティ』(SCE):3980円(税込み)
12月発売:
『TV スーパースター』(SCE):3980円(税込み)
2010年発売:
『フリフリ!サルゲッチュ』(SCE):価格未定
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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