極寒の渋谷区宮下公園が1月3日まで閉鎖! ホームレスが寝床をなくし歩道脇で紅白歌合戦を鑑賞
東京都渋谷区の宮下公園は、渋谷のど真ん中にある小規模な公園だ。そこを寝床としていたホームレスたちが、渋谷区から一時的な立ち退きを言い渡され、物議をかもしている。
1月3日まで公園が閉鎖されるため、そこを寝床とすることができないのだ。年末年始は非常に冷える時期であり、ホームレスたちの健康状態に対する不安の声があがっている。
閉鎖の理由として東京新聞は「年末年始の貧困者への炊き出しをさせないことを目的」と報じている。
なによりも、ホームレスたちが冷えをしのげるのかが心配だ。2014年12月31日の夜23時前後、宮下公園に出向いたところ、公園の端にある歩道橋で炊き出しをしている団体と、暖をとるホームレスたちがいた。
大きなブルーシートで屋根を作り、その中に暖房器具を設置し、暖をとっているホームレスたちの姿があった。
大型テレビも設置されており、紅白歌合戦を視聴して寛ぐホームレスの姿もあった。温かい食事も用意されているようで、なんとか凍えずにすんでいるようだ。
ホームレスや炊き出しに関する問題として、治安や防火などがある。その点をクリアしなければ、渋谷区の規制は続くかもしれない。
どんな理由であれ、これからは極寒の日々が続く。公園の閉鎖によりホームレスたちの行き場がなくなるというのであれば、渋谷区はホームレスの就職先や住居の確保など、根本的な部分から改善していく必要があるのではないだろうか。
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