スキャナーにもなるマウス!しかもワイヤレスで持ち運びラクラク
普通、“マウス”といえばパソコンの画面操作のためのツール。ただ、そんな認識が変わるかもしれない。
スキャナー機能ももつワイヤレスマウス
香港の「Design To Innovation (DTOI)」が開発しているマウスは、ただの操作用ツールではない。内部にミニスキャナーが搭載されている、WiFi通信機能付きのワイヤレスマウスなのだ。
この「Zcan」マウスには、Dacuda SLAM Scanのテクノロジーが使われており、ユーザーは好きなときに、本のテキストやレシピ、雑誌の写真などの画像をスキャンできる。しかも、スキャンしたデータを後ほど編集したり、検索できるようにしたりもするという。
WiFi通信を使って、スキャンしたと同時にリアルタイムでモニターにスキャンデータを表示。スキャンデータはそのままセーブすることも可能だ。
スキャンデータはExcel、Word、JPG形式で保存可能
スキャンされたデータは、Excel、Word、PDF、TXT、JPG、TIFF、PNG、BMPのフォーマットで、画像は最大400dpiの画質で保存できる点もまた大きな魅力。スキャンしたデータをそのままExcelやWordデータとして貼り付けることができるのだ。手入力でのコピー作業に比べると、飛躍的なスピードが実現することだろう。
またこのマウスには、Optical Character Recognition (OCR)という機能があり、Googleの翻訳ツールを用いて、199を超える言語において、スキャンしたワードを別言語に翻訳する便利な機能も用意されている。
マウスは再充電可能なリチウムバッテリーで動作し、ワイヤレスなので持ち運びもラクラク。iPad、Macbook、タブレットやノートパソコンなど、さまざまなデバイスに対応している。Windows 7、8、Mac OS X 10.6以降、第3世代以降のiPad、第2世代以降のiPad Miniで動作し、iPhone 5、5Sは年内中には対応予定だという。
この「Zcan」は今夏、資金調達プラットフォームIndiegogoで目標額の3.7倍の投資資金を集めた。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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