【Jリーグ】カシマスタジアム代替開催の新潟vs柏戦の来場者数は2104人! 新潟サポーターによる「アリガトウカシマ」の弾幕も
日本海側を中心に大雪となった影響で、2014年12月6日にデンカビッグスワンスタジアムで行われる予定だったJ1アルビレックス新潟vs柏レイソル戦が延期になり、12月8日に茨城県・カシマスタジアムでの代替開催となりました。
※参考 J1最終節に大雪で新潟vs柏戦が中止に! 『twitter』でアウェーサポーター向けに「うまい店を教える」タグが広がる
https://getnews.jp/archives/715132 [リンク]
新潟公式によると、両チームがなるべく早い代替開催を希望し、埼玉・東京・神奈川や柏も含めた関東近郊のスタジアムとも調整を進めたが、既に他の予定が入っていたり、各地の自治体や警察等への申請手続きが間に合わず、鹿島アントラーズおよび県立カシマサッカースタジアムの全面協力によって開催が決定したとしています。サポーターの間からは「交通の便の良い開催地を選べなかったのか」といった批判も出ていましたが、1年の締めくくりでもある『2014 Jリーグアウォーズ』が12月9日に予定されていたこともあり、苦渋の決定を下したといえるでしょう。
急な遠方への変更、月曜日の19時キックオフで、試合終了からその日のうちに帰り着くのは困難という状況の中、カシマスタジアムには2104人が来場。両チームのサポーターとも人数の少なさを感じさせない応援を見せていました。
新潟側のゴール裏スタンドには、「全ての新潟サポーターの魂はここにある」という弾幕に並び、「アイシテルニイガタ★アリガトウカシマ」というメッセージが掲げられていました。
バックスタンドには、「2014年”HOME”最終戦、此処に来れない仲間の為に闘おう。今日やらなきゃ男じゃねーぞ!!」というアツい弾幕も。
一方の柏側も、退任が決定しているネルシーニョ監督の最終戦ということもあり、力の入ったチャントでチームを鼓舞していました。
試合は、FWレアンドロとDF鈴木大輔のゴールにより0-2で柏の勝利。新潟も再三決定機がありつつも決められず、来場したサポーターを喜ばすことはできませんでした。
終了後は、本来ならばビッグスワンで行うはずだった2014年シーズン締めくくりのセレモニーを実施し、田村貢社長や柳下正明監督らがあいさつ。田中社長は試合会場や練習場を貸したカシマスタジアムと鹿島アントラーズへの感謝を述べるとともに、目標だったACL圏内に達せなかったことを謝罪。柳下監督も「来期は決定力にこだわる」と残った新潟サポーターの前で誓っていました。
急な開催にも関わらず、鹿島臨海鉄道の臨時列車や無料シャトルバスを運行するなど、受け入れ体制を整えていた鹿島側。スタジアムグルメも名物のハム焼やもつ煮などが揃っていました。全席が自由席で当日1000円ということもあり、足を運べた人にとっては少しおトクだったのかもしれません。
アルビレックス新潟 公式サイト
http://www.albirex.co.jp/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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