2015年は“飛び出す年賀状”で「おめでとう」! ぺんてる『KakutoAR』のAR年賀状をレビュー
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12月に入り、そろそろ年賀状をどうしようかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。まだ迷っている方、来年の年賀状は“飛び出す年賀状”に注目してみては? スマートフォンと組み合わせて楽しめる、ぺんてるのARグリーティングカード『KakutoAR(カクトエーアール)』は、2015年用の年賀状カードデータの提供を開始。こちらを使って“飛び出す年賀状”を作ってみました。
『KakutoAR』は、ウェブサイトで提供している画像をプリントアウトして、絵やメッセージを書き込めるARグリーティングカード。iOS/Android用の無料アプリ『KakutoAR』でカードをかざすと、イラストや描きこんだ絵、メッセージが3Dで飛び出し、音楽と一緒に楽しむことができます。
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体験版のグリーティングカードと筆タッチのサインペン、カード画像のダウンロードに必要なシリアル番号をセットにしたスターターキット『KakutoAR』が希望小売価格500円(税別)で販売中。まずこちらを使って『KakutoAR』を体験してみましょう。
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パッケージを開けると、ペンと『クイックスタートグリーティングカード』が入っています。ペンは特殊なものではなく、普通のボールペンやサインペンなども利用可能。
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同梱のカードはクリスマスカードの絵柄だったので、「メリークリスマス!」のメッセージを書いて、靴下、星、杖に色をつけてみました。白い丸は何でしょう? なんとなく顔を描いてみることに。
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『KakutoAR』アプリを起動して、カードにかざしてみます。カードの絵柄を認識するとボタンが表示されるのでこれをタップ。
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するとグリーティングカードからクリスマスツリーが飛び出して、画面はツリーが飾られた部屋の中に! メッセージも立体的に表示されます。
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ツリーをよく見ると、色を塗ったり顔を描いたパーツが立体的なツリーの飾りになっています。これは面白い!
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続いて年賀状を作ってみましょう。年賀状のカードデータは、『KakutoAR』のウェブサイトにある「カードダウンロード」のリンクからダウンロードできます。
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ダウンロードは無料ですが、『KakutoAR』のパッケージにあるシリアルナンバーの入力が必要です。
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年賀状の絵柄は、メッセージに加えてベースのイラストに絵柄や色をつけて作成するタイプが3種類、メッセージを書くだけで済むタイプが9種類ラインアップされています。
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「黄金の羊、凧をあげる」の絵柄をプリントアウトして、「あけましておめでとうございます」のメッセージを記入してみました。
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アプリを起動してカードにかざすと、草原にいる羊がたこを揚げていて、たこにメッセージが表示されるという楽しい年賀状に。画面をタップすると羊が走り回ります。
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アプリ上でピン止めのボタンをタップするとアニメーションが止まり、カメラボタンをタップするとキャプチャー画像を保存できます。画像はアプリから『Twitter』『Facebook』でシェア可能。後ろに写る被写体を工夫すると、SNSでシェアするための面白い写真年賀状が作れそうですね。
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プロレスラーと格闘家がなぜか相撲で対決するアニメーションが楽しめる「レスラー VS 格闘家」という絵柄も。個人的にはプロレスラーに勝って欲しかったですが、年末のテレビ格闘技黄金時代、新日本プロレスの“1.4”東京ドーム大会を想起させて、年末年始っぽいイメージ。
その他2015年用のAR年賀状では、宛名のスタンプ部分をかざすとキャラクターが飛び出すもの(日本郵便)、ハローキティのAR年賀状(日本郵便)、画像にARデコレーションできる『なんでもAR』を使った年賀状(KDDI)、動画を再生できる『うごく年賀状』(富士フイルム)が提供されています。これから年賀状を用意するという読者の皆さんは、各社のAR年賀状をチェックしてみては。
KakutoAR
http://www.kakutoar.jp/
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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