東京オリンピック招致を導いたワイン!? 年末年始はプレミアムなお酒で “一夜限りのRakuten Bar”レポート
12月に入り、ボーナスが入って心もウキウキ「そろそろ自分にご褒美を……」なんて考えている人も多いのでは? 色々あった一年間。自分を労うにはやっぱり美味しいお酒。家族やお友達で集まる機会も増える年末年始、プレミアムなお酒でプレミアムな時間を過ごすのはいかがでしょうか。
27日、渋谷の“楽天カフェ”に“一夜限りのRakuten Bar”がオープン。『孤独のグルメ』原作者の久住昌之さん、“サロン・デ・サリュー”オーナーソムリエの伊藤寿彦さんが「プレミアムなお酒と時間の過ごし方」についてトークセッションを行いました。
『孤独のグルメ』といえば、ドラマシリーズが4まで公開され、台湾版も製作されることが発表された超人気コミック。主人公、井之頭五郎が様々な名店を訪れ一人で料理を味わう様子が独特で表現され、「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」など名言の数々は多くの人に愛されています。
この『孤独のグルメ』、日本だけではなく7か国で翻訳され、発売されているとのことですが「最初はフランス、次はイタリア、スペインとヨーロッパから最初に発売されたの。未だにアメリカに売ってないのは、アメリカのご飯があまり美味しくないから共感できないんじゃない(笑)」と久住さん。筆者も思わず笑っちゃいましたけど、でもそれってもしかして真実かも……?
五郎さんは下戸という設定なので『孤独のグルメ』にはお酒が出てきませんが、久住さんはお酒大好き。ドラマのエンディングに久住さん本人が登場して、お酒を楽しむのも定番ですよね。久住さんは、特別なお酒との時間について「先日サントリー『山崎』の工場を訪れて、チーフブレンダーの方のお話を聞きながらウイスキーをいただく機会がありました。“ウイスキーは10年先を考えて作っているんです”なんて話を聞きながら。贅沢でしたね」と自身の体験を披露。
「ライブ終わった後なんかは喉がカラカラでビールが美味しいんだけど、一人でじっくり飲むならウイスキーか日本酒だよね。『孤独のグルメ』の中に“モノを食べるときはね、誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ”というセリフがありますが、お酒もそうだと思う」と、名台詞を交えながら話してくれました。
続いてソムリエの伊藤寿彦さんは、この“一夜限りのRakuten Bar”で提供されるお酒をご紹介。この伊藤さん、世界最優秀ソムリエ田崎真也氏に師事し、2008年に開催された『G8北海道洞爺湖サミット』にて各国大統領、首相、ファーストレディーへの接遇担当ソムリエを担当したというものすごい御方なのですが、とにかくお酒が大好き! 途中、立ち上がって一生懸命に説明してくれるので、会場のお客さんも筆者も「はやく試飲したい!」と期待でいっぱいに。
それでは、ここから伊藤さんチョイスのプレミアムなお酒をご紹介いたします。
まずはワインのラインナップ。
『アルガブランカ ブリリャンテ 甲州2008/勝沼醸造』(写真右から2番目)は、2013年に行われた、国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員らを招待した夕食会で振る舞われたスパークリングワイン。なんと、5000本しか作られておらず、あの超高級ワイン『ロマネ・コンティ』が作られているのが8000本ということと比較するとそのプレミアム感が分かります。
実際に試飲させていただきましたが、シュワっと爽やかな中に豊かなぶどうの甘みがあって、これは美味しい……! と感動。日本固有のぶどう甲州にこだわり作られたこのお酒、これのおかげで東京オリンピックが決まったのかも? なんて妄想しちゃいました(ちなみに、このイベントの後自分用に2本購入しました!)。
その他、世界のワイン界のエリートであり、世界に300名ほどしかいない“マスター・オブ・ワイン”がワイナリーのコンサルに入り、ここ5年日本に入ってこなかったという『シャルル・エドシック ブリュット・レゼルヴNV』(写真右)など貴重なワインがズラリと登場。
どれもボトルのデザインがとても素敵で、クリスマスプレゼントにしても良いかも?
続いては日本酒。あれ、伊藤さんはソムリエなのに? と思った方もいるかもしれません。しかし、伊藤さんはワイン以外にも、日本酒・焼酎に造詣の深い方。特に、サミットのように世界各国の方と話す機会が多い伊藤さんは、日本ならではのお酒について質問されることが多いそう。「日本人だから、日本のお酒について知らないと恥ずかしい」と、お店でも日本酒や焼酎を取り揃えているとのことですよ。
『御湖鶴 Mikotsuru“小布施ルージュ”ワイン樽貯蔵』(写真左)は、ワインボトルのような見た目ですが日本酒。長野県産の“ひとごこち”で醸造した日本酒を、小布施ワイナリーで使用した赤ワインの樽に約1年間貯蔵した特別なお酒。華やかな樽の香りと甘酸っぱい味わいで、ほんのりとしたロゼ色はハレの日にピッタリ。
『根知男山 純米吟醸』(写真右)は、伊藤さんが「土作りから酒作りにこだわってらっしゃる、日本でも唯一の酒造」と絶賛する“渡辺酒造店”のもの。世界中にファンが多く、一流のレストランで提供されているそう。
その他、沖縄・南大東島のさとうきびで作られた珍しい日本産のラム酒『コルコル アグリコール』など、皆に振る舞えばドヤ顔できちゃうこと間違いなしのプレミアムなお酒が数々登場。リストは全て最後にご紹介しますが、これらナント全て『楽天市場』で買えちゃうんです!
ただいま『楽天市場』では『おせち&年越し特集2015 旨い酒 冬 年末編』を展開中。重いお酒は通販で買って、お部屋まで届けてもらうのが一番。今年も頑張った自分へのご褒美として、普段は飲まないお酒やいつもより贅沢なお酒を選んでみてはいかがでしょうか? 人気の商品は売り切れてしまう可能性もあるのでお早めに!
【伊藤寿彦(「サロン・デ・サリュー」オーナーソムリエ)セレクト! プレミアムなお酒リスト】
■ワイン:
シャルル・エドシック ブリュット・レゼルヴNV
アルガブランカ ブリリャンテ 甲州2008
ダックホーン マイグレイション シャルドネ ロシアンリヴァーヴァレー2012/ダックホーンヴィンヤーズ
トカイ・アスー・5プットニョ1993
コルトン・シャルルマーニュ2006
バレバレスコ オヴェッロ ヴィーニャ ロレート2010
サンテミリオン シャトー・ボーセジュール・ベコー2007
ジュヴレ・シャンベルタン2010
■日本酒:
根知男山 純米吟醸
御湖鶴 Mikotsuru “小布施ルージュ”ワイン樽貯蔵
千代の園 極上赤酒
■焼酎:
奄美 黒糖焼酎 竜宮
コルコル アグリコール
麦焼酎 百年の孤独
おせち&年越し特集2015 旨い酒 冬 年末編 | 楽天
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