福島の汚染水問題があっても魚は食ってよし!という米国クリス・クレッサー博士の記事が良い
著名なパレオダイエット系ブロガーのクリス・クレッサー博士が、福島原発汚染水と太平洋で採れた魚の問題について、非常にわかりやすい記事を書いていたので軽いまとめ。
『Fukushima Radiation: Is It Still Safe To Eat Fish?』
(フクシマ放射線汚染:魚を食べても安全か?)
・福島原発汚染水の反響
これによると、アメリカでも福島原発汚染水の反響は大きくて、博士のもとには「もはや日本人すら魚を食べていないのに、私たちが食べてもいいのか?」みたいな質問が届いているらしい。アメリカじゃそんな噂が出てるのかー。わたしゃ今でも毎日ガンガン魚を食ってますけどね。
・危険があるという証拠はないと断言
で、クレッサー博士は、「その心配は根拠がない!太平洋で採れた魚に危険があるという証拠は少しもない!」と断言したうえで、以下の要点をまとめてくれます。
・クレッサー博士のコメントまとめ
「200グラムの汚染されてないマグロは、もともと全体の5%の放射性物質をふくんでいる。これはバナナ1本にふくまれる放射性物質とほぼ同じである」
「もともとマグロにふくまれる放射性物質(ポロニウム)は、福島の汚染がもたらしたセシウムの量よりも600倍も多い」
「汚染されたマグロを毎日340グラムずつ1年間食べ続けても、LAからニューヨークへ飛行機で移動した際に浴びる放射線量の12%にしかならない」
「日本沿岸に生息する魚は太平洋で採れる魚の250倍のセシウムをふくむ。しかし、日本沿岸で採れた魚を毎日340グラムずつ1年間食べ続けても、放射線の国際基準を下回る」
さらに、テキサス健康科学センターの例えがまた面白い。
・テキサス健康科学センターの例え
「健康被害を受けるぐらいセシウムを取り込むには、アナタは年に2.5~4トンのマグロを食べなければならない。これは1日6~10キロ分のマグロに相当する」(テキサス健康科学センター)
うーむ、なるほど。ちなみにクレッサー博士は日本とは何の関係もない人なので、発言に思想や営利的な偏りがある可能性はかなり低め。 いやー、勉強になりました。
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