音楽配信はDNAの時代に OK Goがアルバムを遺伝子媒体で配信

音楽配信はDNAの時代に OK Goがアルバムを遺伝子媒体で配信

「Hungry Ghosts」ジャケット
日本を舞台に、テクノポップユニット・Perfumeの出演や、最新ガジェットと圧倒的物量による前代未聞の「I Won’t Let You Down」MVが10月に話題を呼んだことも記憶に新しいアメリカのロックバンド・OK Go

そんな彼らの最新アルバム「Hungry Ghosts」を、遺伝情報の記録媒体であるDNAで年内にリリースすることを計画していると、アメリカの雑誌『The New Yorker』が報じている。

デジタル配信の次はDNA?!

OK Go – I Won’t Let You Down – Official Video


10月からデジタルデータ・CD・アナログのレコードとしてリリースされている同作のDNAパッケージ化は、すでに2012年には書籍をDNAに収録することに成功している生化学者チーム協力のもとに行われる。

わずかな量の水に、「Hungry Ghosts」の情報をデジタルデータに変換して書き込んだDNAを含んでリリースするという、実現すれば前代未聞の試みとなる。

DNAで販売されたアルバムを再生するにはどうすればいいのかという当たり前の疑問がうかぶが、同バンドのボーカルで、MVのディレクターでもあるDamian Kulashさんは、DNAという極めてデリケートなものを販売することに対して「法律的にDNAを販売できるのか。物理的にどうやって配信すればいいのか」と口にし、その実現の困難さを語っている。

同時に、彼は「明らかにこれは、自分たちのアルバムを購入するための最も手軽な方法ではなく、芸術的行為や科学的プロジェクトだ」としている。

引用元

音楽配信はDNAの時代に OK Goがアルバムを遺伝子媒体で配信

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