【Interview】デジタル世代必見!女性YouTuber特化プロダクション始動
ここ1、2年で、あっという間に世間にその名を知らしめたYouTuber。中には年収が数千万円に達していたり、握手会などのイベントを開く者もいると聞く。
しかし、それはごく一握りの人の話。実際、動画の広告収入だけで生計を立てているのは、数10人レベルに過ぎない。職業とするには、まだまだ未知の領域だが、未開拓だからこそ、今後大いに躍進する可能性も秘めている。
そんな時代の流れに呼応するように設立されたのが、「3 Minute(スリーミニッツ)」という会社。国内初の女性YouTuber特化プロダクションとして、今月から始動した。既に8名が在籍。モデルやアーティスト、ビューティアドバイザー、トップブロガーなど、デジタル世代の女性にパワーを与える強力な面々が揃っている。
新たなジャンルに率先して切り込んだ、その理由とは?代表取締役社長、宮地 洋州(みやじ ひろくに)氏に、お話を伺った。
動画サイトと組み合わせた新しいインフルエンサーの育成
Q1、このような事業を始めようと思ったきっかけは何でしょうか?会社設立の経緯とともに、お聞かせください。
女性がもっと活躍できる場を創りたい、と考えたのがきっかけです。例えば歌手の場合、何千人、何万人のオーディションを勝ち上がってデビューする、みたいな流れがあるかと思うんですが、才能はあるのにタイミングが合わなくてとか、置かれている環境のせいで参加できなかったりとか、チャンスを逃すケースって、多々あったと思うんです。
それが今はSNSの普及により、チャンスを逃さず自分のポテンシャルを発揮して、いつ、どこでも世の中へ公開できるようになっています。その中で注目した一つが「YouTube」です。
欧米では「YouTube」で動画をアップして人気を集めている人が大勢います。ジャスティン・ビーバーもその一人で、「YouTube」から火がついて人気者になった人、すなわち「YouTuber」が年収数億円規模で稼ぐ時代になってきています。裏を返せば、ものすごくフラットにチャンスが転がっているということです。(中略)
そこで、自分のこれまでの経験及びノウハウと、現在の動画のトレンドを上手く組み合わせた事業を始めようと考えました。私自身、女性マーケットの仕事やファッションモデルのプロダクションに携わった経験がありますから、それを生かしながら、「女性が活躍できる場」と「次世代のインフルエンサー育成」を担う会社を設立することにしたのです。(中略)
Q2、業務は、どのように行われていくのでしょうか?
弊社のディレクターと所属セレブリティ(YouTuber)が一緒になって面白い企画を立て、等身大のファッションやメイクを入念に考えながら、そのプランをバックアップしていきます。
ファッション、メイク以外にもヘルスケアや音楽にも力を入れ、「YouTube」を中心に「ツイキャス」や「Facebook」等のSNSにも展開していく予定です。
ファッション雑誌のように、視聴者が見て、いいお手本になるような動画を届けていきたいですね。現在8名が所属していますが、今後数ヶ月で100人を超えるYouTuberをマネジメントしていくつもりです。
視聴者に夢と希望を与える「3分間」を提供したい
Q3、今後の展開について、教えてください。
立ち上がったばかりなので、まだまだこれからなのですが、弊社所属のセレブリティから、世界にインパクトを与えられるようなコンテンツを届けられるように頑張りたいと思っています。
動画の尺は基本3分構成ですが、その3分で視聴者に夢や希望を与えられればいいですね。弊社のスローガンは「Give an impact to the world 3minutes / 3分で世界にインパクトを!」ですから。
Q4、これからYouTuberをめざす女性に、メッセージをお願いします。
今はSNSを通して、誰でも活躍できる時代です。この大チャンスに是非トライして、自分の才能をどんどんアピールしていってほしいと思います。
弊社は活躍したい女性を本気でバックアップします!YouTuberとしてやってみたいと思ったら、質問でも何でもいいので、お気軽にお問い合わせください。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。