「高価な結婚指輪を買ったカップルは不幸になるぞ!」と経済学からの警告
一昔前に「ダイヤモンドは永遠の輝き!」なんてフレーズがありましたが、近ごろ経済学者のヒューゴ・マイロンさんが「高価な結婚指輪を買ったカップルは不幸になるぞ!」って研究(英文)を出しておりました。
これは、3000組の夫婦(離婚経験者もふくむ)を対象にした調査でして、結婚した年齢、婚約までの年数、子どもの有無などなど、さまざまな質問に答えてもらったあとで統計処理を行ったんですね。すると、その結果は広告とは真逆だったそうで、高い結婚指輪を買った夫婦ほど離婚率が高かったんだそうな。
具体的には、結婚指輪に2000〜4000ドルを使ったカップルは離婚率が激しくアップし、1000ドル以下だった場合は結婚生活が長続きする傾向がハッキリあったみたい。もちろん、これは高価な結婚指輪を買うこと自体が悪いわけじゃなく、見栄っ張りな人ほど結婚指輪に金を使いがちだから。
見栄っ張りが結婚する
高価な指輪を買う
その後の生活でも見栄を張る
高価な買い物が続く
離婚!
って感じですね。特に、離婚した夫婦には、借金をしてまで結婚指輪を買ったケースが多く、そのストレスが後の生活に悪影響をおよぼしたみたい。そんなわけで、結婚指輪の価格は幸福な結婚の指標にはならず。あくまで身の丈にあったものを買うのがベストみたいっすね。
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