360度撮影カメラ『RICOH THETA』にニューモデル! 動画撮影などに対応

松嶋初音さん

2013年に発売された『RICOH THETA』(以下THETA)は、1ショットで“全天球イメージ”360度の撮影ができるカメラとして、話題を集めた。
その『THETA』のニューモデル(型番:RICHO THETA m15)が2014年10月28日に発表された。

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日本科学未来館で行われたリコー新製品発表会に登場した、新しい『THETA』は4色のカラーバリエーション。
外見は前モデルとの大きな差は無い。色以外であえて挙げるなら、表面の樹脂の質感が異なる点であるが、正直、両方比較しないとわからない程度だ。

左が前モデル、右が新型 IMG_7310

新型『THETA』はは通信速度が最大約2倍、そして全天球動画撮影が可能となっている。これまで通り1ショットで360度の静止画撮影ができるのはもちろん、一定間隔でシャッターを切る“インターバル撮影”にも対応している。

動画はPCに取り込み、アプリを経由することで“全天球”状態で閲覧することができる。リアルタイムに動かせるので、その場にいるかのような臨場感が特徴だ。
もちろん、マージする前の2画面(2レンズ分)の動画として観ることもできるし、パノラマ上の平面動画として観ることもできる。

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撮っている人の目的の無限性があるデバイス

赤羽社長

株式会社リコーイメージングの赤羽昇社長は『THETA』の位置づけを「第三領域」と呼んだ。これまでのカメラなどとは異なり、個性を強くすることで存在価値が出る、という考え方だ。

メーカーサイドは様々な活用シーンも想定しながら商品提供を行うものの、それ以上に「買った人が目的と楽しみ方を広げてもらう」ことの出来るくらい自由度の高い製品である、と説いた。「撮っている人の目的の無限性」「クリエイティブな用途はもちろん、日常で視点の変化を楽しめるような人であれば誰でも『THETA』を使ってみてほしい。もちろんビジネスでもOK」と続けた。

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発売は2014年11月14日から

『THETA』発売は2014年11月14日から。リコーのwebサイトで28日から予約販売も行う。オープン価格だが店頭予想価格はおよそ35,000円(税込)程度を想定しているとのこと。カラーはホワイト、ピンク、イエロー、ブルーの4色だ。

RICOH THETA
https://theta360.com/ja/

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

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