【驚愕】『新江ノ島水族館』リニューアル10周年がすごすぎる! ”ナイトアクアリウム”に”ウミガメの浜辺”まであるぞ
1954年7月1日に開館した『江の島水族館』が2004年4月16日に『新江ノ島水族館』にリニューアルされて、今年で10周年。その記念企画として7月20日~11月30日の17:00~20:00に3Dプロジェクションマッピングを用いた『ナイトアクアリウム』が実施されています。この期間は通常よりも営業時間が長いため、寝ているペンギンや発光するマツカサウオなど様々な生物の夜の生態が観察できるのも魅力です。
※記事の最後に動画を掲載しています。
神秘的な海中世界を映像で演出『ナイトアクアリウム』
館内の照明を落とし、3Dプロジェクションマッピングを水槽、床、壁面に投影して海洋生物と映像のコラボレーションを楽しめます。『相模湾大水槽』に投影する『深海世界のオアシス』、『クラゲファンタジーホール』に投影する『海月の宇宙』などの映像ショーが行われます。『オーシャンカフェ』では17時以降専用のカクテルも楽しめます。
『海月の宇宙』はクラゲ水槽を映像とナレーション、BGMと共に楽しむショーです。不思議な生き物のクラゲと華やかな映像が相まって幻想的な世界が広がります。
『生命の波』は足元に波が流れてくる3Dプロジェクションマッピングです。上を歩くとヤコウチュウが寄ってきます。
照明が落とされますので寝ているフンボルトペンギンなど、普段見られない生物の生態を見る事ができます。
世界で初めて、シラスを展示!
湘南の海はシラスが非常に有名な地域という事で、10周年のタイミングで生きた状態のシラスをどうしても展示したいと研究に研究を重ね、遂に実現した珠玉の展示コーナーです。
これがあと一週間ぐらいでいわゆるシラスになります。水が濁っているのは餌が入っているからで、この状態でないと飼育するのは難しいようです。
ウミガメの暮らす環境を再現した『ウミガメの浜辺』
『ウミガメの浜辺』は10周年を機に新設された施設で、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイが展示されています。ウミガメの成長や生態についてを実感できるコーナーもあります。夜はライトアップされて非常に綺麗なエリアになります。
ウミガメの生活を再現したプール型水槽です。自由に動き回るウミガメを海辺の景色、潮風と共に観察できます。
こちらのゾーンではカメの大きさや、カメの成長過程毎の重さを実感できる体感コーナーもあります。想像以上の大きさのオサガメに驚愕!
世界有数の海洋生物の宝庫、相模湾へのこだわり!
相模湾は南からの黒潮と北からの親潮が流れており、季節来遊魚も多いです。そして日本で2番目に深い湾という事で深海生物も多く生息しており、日本の島の周りの生き物の3分の1以上が見られるそうです。『新江ノ島水族館』はその相模湾に面した立地という事もあり、相模湾の生物の展示には強いこだわりが感じられます。
あえて水面を低くして展示する事で、海上からと海中からの2つの見方が楽しめるよう工夫されています。上部が少し開いているので近づくと潮の香りを感じます。
『岩礁水槽』は海藻を中心にレイアウトされた水槽です。魚が住処でもあり、餌にもなる海藻と共存している姿が観察できます。
相模湾を紹介する上で非常に重要な存在である相模川をイメージした『川魚のジャンプ水槽』です。時間帯によって水深が下がる仕様になっており、魚が水がある場所に移動する様子が見れます。
相模湾を凝縮した『相模湾大水槽』には90種2万匹の海洋生物が泳いでいます。様々な角度から観賞できるのでくまなく観察できます。
元祖イワシ玉です。様々な形に姿を変える8000匹のマイワシの群れは圧巻です。
相模湾に面した『新江ノ島水族館』だからこそできる展示の数々!
神奈川県出身という事もあって馴染みの深かった『新江ノ島水族館』ですが、10周年企画が始まってから初めて伺わせていただいて、あまりの変化に驚きを禁じえませんでした。スタッフや飼育員の方々の海洋生物への深いこだわりが館内を日々進化させているのだと思えます。今回ご紹介したエリア以外にも、JAMSTEC(独立行政法人海洋研究開発機構)と共同研究している深海エリアや、有人潜水調査船『しんかい2000』の展示、日本一の歴史があるイルカショーなど盛りだくさんの『新江ノ島水族館』、湘南の海と合わせてじっくりと堪能してみてはいかがでしょうか。
ナイトアクアリウム紹介動画
『新江ノ島水族館』ナイトアクアリウム紹介動画
動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=ynyG3a9gYt4[リンク]
『新江ノ島水族館』
所在地: 〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
電話番号:0466-29-9960
営業時間:9時~17時(時期により変化)
一般料金:大人2100円、高校生1500円、中・小学生1000円、幼児600円
『新江ノ島水族館』公式サイト
http://www.enosui.com/
ゲーム系のレビュー記事などを書かせて頂いております。宜しくお願いいたします。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。