ローマ神話の女神と軍神のロマンスを再現!? シチュエーションCD『背徳のヴィーナス~マルスとの逢瀬~』がナマナマしい [オタ女]
ローマ神話でのウェヌス、またの名をヴィーナス。愛と豊穣の女神とされており、その美しさは後世のさまざまな作品のインスピレーションにもなっているのはいうまでもないところ。そんな神話をもとにしたシチュエーションCD『背徳のヴィーナス~マルスとの逢瀬~』(蜜華-mitsuhana-)が2014年11月6日に発売予定。既に『YouTube』で試聴可能となっており、柊三太が演じるマルスの妖しい声を堪能できます。
火を司る神、ウルカヌスの妻でもあるヴィーナス。メルクリウス、アドーニス、アンキーセースらとのロマンスも伝えられていますが、やはりローマで理想の男性像とされた軍神マルスとの関係は恋人の象徴として描かれ続けています。
このドラマCDでは、ヴィーナスがウルカヌスと上手くいっておらず、内心で孤独や寂しさ抱えているという現代の女性でも共感できる要素をミックス。そこに、マルスが射抜くように「ここで人知れず泣いていたのだろう」「言ってみろ、お前の心を曇らせているものを」と迫ってきます。その後、男らしく情熱的に求めてくるあたりや、夫との罪の意識をえぐりつつも攻めていくSっぽさも聴きどころなのではないでしょうか。そのナマナマしい描写も含めて一度は試聴しておきたいところ。
ダミーヘッドマイク収録という赤面仕様となっているこの『背徳のヴィーナス~マルスとの逢瀬~』。さまざまな乙女ゲームやドラマCDを手がけている桐矢隆氏がイラストを担当しています。ステラワークス限定盤(税抜2500円)では本編では描かれていない泉でのシーンを収録したミニドラマCD『背徳の決意』が付いているとのこと。ギリシャ・ローマ神話的なシチュエーションが好きという人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
背徳のヴィーナス (オフィシャルサイト)
http://www.mitsuhana.net/works/haitoku/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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