主演はもちろん哀川翔アニキ! Vシネマ25周年記念作品『25 NIJYU-GO』がヤクザ映画ブームをさらに加速
連休明けで仕事や勉強が身に入らないお前らに喝! たるんだ気持ちが引き締まる、最強の“オラオラ”映画がこの秋公開となります。その名も『25 NIJYU-GO』。東映Vシネマ25周年を記念して製作された作品で、主演はもちろん100本以上の主演作を誇る「Vシネの帝王」哀川翔アニキ!
『25 NIJYU-GO』は、黒社会の全面抗争を描いたバイオレンスアクション。哀川さん扮する悪徳刑事・桜井をはじめ、登場人物25人が25億円をめぐって繰り広げる戦いを、大量の火薬と銃火器を使用して撮影された、大迫力のアクションはまさにVシネの醍醐味。寺島進さん、小沢仁志さん、石橋蓮司さん、大杉漣さんなどなど、強面俳優が大集合している所も圧巻です。
「Vシネってあんまりよく知らない……」「ヤクザ映画って観た事が無い」なんていうアナタ。近年、日本映画は密かにヤクザブーム。ヤクザ・極道をテーマにした傑作映画が次々と公開されています。
『アウトレイジ』(2010)&『アウトレイジ ビヨンド』(2012)
『その男、凶暴につき』『ソナチネ』などバイオレンス映画に定評がある、北野武監督が久々に制作したヤクザ映画。ビートたけしさん自らも出演し、椎名桔平さん、三浦友和さんら豪華出演陣がヤクザの激しい抗争を演じました。これまで優男な役柄が多かった加瀬亮さんがインテリヤクザを演じた事でも話題に。“全員悪人”のキャッチコピーどおり、裏切り・裏切られのストーリー展開、笑っちゃうほど痛そうな暴力描写はある意味爽快。
2年後に作られた続編『アウトレイジ ビヨンド』は、関西ヤクザ役で西田敏行さん、塩見三省さん、高橋克典さん、桐谷健太さん、新井浩文さんが加わり、絵面はさらに恐ろしく! 映画が流れているほとんどの時間に怒号が飛び交うという荒々しい作品。個人的には『アウトレイジ』よりは劣るものの、ビートたけしさん演じる大友が、加瀬亮さん演じる石原をリンチするシーンは必見。
『任侠ヘルパー』(2012)
SMAPの草なぎ剛主演。極道が介護ヘルパーとして働くという特異な設定が人気を呼んだTVドラマシリーズの映画化。暴力団から足を洗った男が、不運な出来事に巻き込まれ、逮捕されてしまった事から再び極道として生きることに。一見恐いが、中身は曲がった事が大嫌いでまっすぐな性格という主人公・彦一のキャラクター描写は、ヤクザ映画の魅力の一つ。エンタメ作品の裏に隠された、社会的なメッセージも支持を受けています。
『地獄でなぜ悪い』(2013)
『愛のむきだし』『ヒミズ』の鬼才・園子温監督が挑んだ、ヤクザ・アクション。“映画の神様”を信じ、命をかけて傑作を作り出したいと望む青年と、ボンクラ男子、組長の娘がタッグを組んで映画を撮る事になるが、その舞台に選んだのは本物のヤクザの抗争で……。園監督らしい悪趣味なバイオレンス描写と、個性的なキャラクターがぶつかり合うコメディは、グロいのに思わず笑ってしまう不思議な作品。堤真一が見事な殺陣、長谷川博己が見事なキ○ガイを演じきっているので必見!
その他にも、インドネシア初のバイオレンスアクション『ザ・レイド』の続編『ザ・レイド GOKUDO』(11月22日公開)には、その名のとおり“極道”要素が。警察と政界支配を目論むアジアンマフィア、そして勢力拡大を狙う日本のヤクザの三つ巴の戦いを描き、日本からも北村一輝、遠藤憲一、松田龍平が出演しており、こちらにも注目。
と、素敵なヤクザ映画が勢揃いですが、やはり餅屋は餅屋、ヤクザ映画がVシネにまかせとけーい! という事で、ヤクザによるヤクザの為のヤクザらしい『25 NIJYU-GO』は日本男児なら必見。いや、日本女子も必見。ガジェット通信では、『25 NIJYU-GO』に関する盛りだくさんな情報をご紹介していきますので、以後お見知りおきを!
映画『25 NIJYU-GO』特集やってるよ!
https://getnews.jp/25nijyu-go
『25 NIJYU-GO』
http://nijyu-go.com/ [リンク]
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