レドの芝居がこなれた!? 『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~』前編 キャスト&スタッフが語った見どころは? [オタ女]
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2013年4月から放送されたTVアニメ『翠星のガルガンティア』。宇宙から来た“戦いしか知らなかった少年兵レド”の視点を通して描かれるオリジナルS F冒険活劇は大好評のうちに幕を閉じましたが、続編となる新作OVA『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~』が登場。クーゲル船団を受け入れたその後のガルガンティア船団の物語やTVシリーズでは描ききれなかった出来事が前編・後編で語られます。
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![集合写真_ CR4_4347](https://otajo.jp/files/2014/10/bfc02803ff1001cd1402b36aa1b2c17f.jpg)
OVA前編Blu-ray発売の11月21日に先駆け、9月27日より期間限定で劇場でイベント上映中。9月28日には、新宿バルト9にて舞台挨拶が行われました。登壇したのはレド役・石川界人さん、エイミー役・金元寿子さん、リーマ役・水瀬いのりさん、村田和也監督、脚本を担当した谷村大四郎さん。劇場に集まったファンを前に、新作OVAに対する気持ちやオススメポイントなどを語りました。
――TVシリーズが終わって一年半、新作OVAの上映になりましたが今のお気持ちをお聞かせください。
![スタッフ_ CR4_4276村田監督](https://otajo.jp/files/2014/10/40836969c5ec32dc0aead94d5274f061.jpg)
村田監督:2010年末頃にガルガンティアのお話をもらってここまでやってきたものが、TVオンエアを終えてなお、続編を作らせてもらえるということが大変ありがたいです。こうやって劇場公開にこぎつけられたのは、すごく幸せなことだと思います。
このOVAでは、今までお見せしていなかった新たな一面、ちょっとずつしか出てきていないサブキャラクターの関係性も楽しんでいただけると思います。
![石川界人_ CR4_4456](https://otajo.jp/files/2014/10/5523010ce276e370cf2a267adeb30d40.jpg)
石川:僕がデビューする前から動いていた企画に、声優としてデビューしてからレド役としてTVアニメ初主演をやらせてもらって、その作品がこうして劇場公開される続編が作られるというのは、本当に嬉しい事です。
続きものというのは初めてで、自分自身変化しているというのもあると思うので、変化しない何かに追いついていけるのか、という不安はありました。でも何よりもイチ視聴者としてまたこのガルガンティアの世界に帰ってこれた、というのが嬉しいです。
![金元寿子_ CR4_4574](https://otajo.jp/files/2014/10/36add2bef8d33bac4c14298173552659.jpg)
金元:(初イベントなど)いろんな“初”をガルガンティアで経験している石川くんと一緒にできるというのも、私自身貴重な体験でした。そして、こうやって船団のみなさんにまた会えたのも嬉しかったですね。OVAが出ることによって再びエイミーと触れ合っていけるというのを幸せに感じています。
![スタッフ_ CR4_4506谷村大四郎](https://otajo.jp/files/2014/10/359c5ffc4ecb6fa41adf292ee831f048.jpg)
谷村:(TVシリーズでシリーズ構成を担当した)虚淵玄さんが、一度語り終えたものをまた別の人が語り継げるというのは広がりがあって面白いものだよね、とおっしゃっていて。またガルガンティアという作品は、それを実現できる器を持っている世界観だと思っています。
今回続編を書くにあたって緊張はあったのですが、なんとなくキャラクターたちの同窓会的な話にすると喜んでもらえるんじゃないかな、と思って書いていきました。ガルガンティアとして楽しんでもらえる作品になったと思います。
![水瀬いのり_ CR4_4563](https://otajo.jp/files/2014/10/031d54048fa6b107f906517958e2c4a5.jpg)
――水瀬さんはOVAからの参加ですが、TVシリーズの印象はいかがですか?
水瀬:世界観が独特で惹き込まれる印象で、たくさんのキャラクターが船団にいてドラマが生まれるのがガルガンテイアの素晴らしいところだな、と思っていました。その中に新キャラクターのリーマとして入っていくというのは、プレッシャーもありました。でも、アフレコ現場の温かい雰囲気に不安も和らぎました。
お帰りなさい、という雰囲気があったという今回のアフレコ現場。村田監督は「新しく船団にきたリーマとともに、収録にも新しくやってきていただいた水瀬さんというのがOVAの内容とリンクしていて、それがまたいい空気感になったんじゃないかな」と現場の雰囲気についても明かしました。
オススメポイントは?
谷村:エイミーの顔。TVシリーズでは見せたことのないような豊かな表情をみせている場面がいくつかあるので、ぜひ「ここか!」と思って見ていただければと思います。
村田監督:船団の世界、ガルガンティアの空気感を味わっていただければなと。それと、海で暮らしているがゆえの船団のピンチなどTVシリーズには登場しなかったタイプのスペクタクルなシーンも出てくるので楽しんでください。
![GARGANTIA_OVA_#01_B_03_WEB](https://otajo.jp/files/2014/10/GARGANTIA_OVA_01_B_03_WEB.jpg)
水瀬:エイミーとリーマの姉妹感みたいなものです。エイミーのちょっとお姉さんぽい一面だったり、妹や後輩ぽいかんじのリーマとの微笑ましい2人の雰囲気に注目してもらいたいです。実際の金元さんとしゃべっている感じをそのままアフレコにださせていただきました。
金元:エイミーは照れたりする場面が多く出てきています。レドとのことをある人に相談する場面が面白いので、ぜひ見てください。
![GARGANTIA_OVA_#01_B_01_WEB](https://otajo.jp/files/2014/10/GARGANTIA_OVA_01_B_01_WEB.jpg)
「半年たったレドを意識して変えたところは?」という質門も。
石川:僕自身はレドが過ごした2倍の時間を現実世界で過ごしていた※ので、自分自身の変化を、少しでもレドに投影できたらいいなぁ、と思いつつやったんですけど、「芝居がこなれてるよね」って音響監督に言われて。どうしたらいいかわからなくなって隣のロボ(チェインバー役の杉田智和さん)にすごい相談しました(笑)。
※本作品はTVシリーズの半年後を描いており、OVAのアフレコ収録は、TVシリーズを収録した約1年後に実施されています。
![GT_BD_TENKAI_劇場限定版](https://otajo.jp/files/2014/10/7e9d5159e8b7c156e4e827154bd2cc9e.jpg)
期間限定で劇場上映している『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~』前編のBlu-rayは11月21日に一般発売ですが、“劇場限定版”が上映劇場にて一足早く発売中。劇場限定版特典として、キャストサイン入り台本やアンソロジーコミック集が付いてきます。
![cyainnba](https://otajo.jp/files/2014/10/cyainnba.jpg)
![DSC05344](https://otajo.jp/files/2014/10/DSC05344.jpg)
![sikisi](https://otajo.jp/files/2014/10/sikisi.jpg)
また、新宿バルト9にはチェインバーの等身大の頭部が展示され(9日まで)、さらにキャラクターデザインを担当した鳴子ハナハル先生のイラストや、スタッフの寄せ書きが入った色紙を展示。なんとミニ色紙となったものが、来場者特典で貰えるんです。まだ足を運んでいない人はすぐ劇場へ!
『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~』前編 好評上映中
上映劇場や特典詳細は公式サイトへ
http://gargantia.jp/
(C)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会
![](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2014/08/non_avatar.jpg)
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