英音楽賞マーキュリー・プライズ、ノミネート発表! FKAツイッグスら
ブリット・アワードと並ぶUKのポップ・ミュージックの音楽賞、マーキュリー・プライズ。今年もノミネート作品が10作品が発表された。
マーキュリー・プライズは、イギリス、アイルランドでリリースされた作品がこの時期ノミネートされ、10月末(今年は10月29日)に同音楽賞が発表される。これまでの受賞作はプライマス・スクリームの『Screamadelica』にはじまり、スウェードやパルプ、ポーティスヘッド、アークティック・モンキーズ、フランツ・フェルデナンド、クラクソンズ、The XXなどなど、UKのポップ・シーンにおいて重要なアーティストが受賞している。特に彼らもそうなのだが(そのほとんどがファースト・アルバムで受賞している)、昨年もデヴィッド・ボウイの新作を押さえて、ジェイムズ・ブレイクのセカンド『Overgrown』が受賞するなど、どちらかと言えば大物の大作よりも、その年を象徴するようなビビッドなアーティストが選ばれる傾向があり、彼らのその後の世界的なブレイクも含めて、まさにポップ・ミュージックにおいてイギリスの重要な賞と呼ばれている。
今年はノミネートは以下の12作品。
Damon Albarn『Everyday Robots』
FKA twigs『LP1』
Bombay Bicycle Club『So Long, See You Tomorrow』
Jungle『Jungle』
Royal Blood『Royal Blood』
East India Youth『Total Strife Forever』
Anna Calvi『One Breath』
Kate Tempest『Everybody Down』
Nick Mulvey『First Mind』
Polar Bear『『In Each and Every One』
Young Fathers『Dead』
Go Go Pengiun『v2.0』
この中から大賞が1作品、10月29日に選ばれる。下馬評では、やはり歌姫、FKAツイッグスの『LP1』が受賞では? と言われている。OTOTOYの激プッシュも間違いではなかったのである。ちなみに、上記ノミネート作品、Go Go PengiunとNick Mulvey、Damon Albarn、Royal Blood以外の8作品はすべてOTOTOYで配信中。いまのUKのシーンを象徴する作品たち、聴いていて損ないんじゃないでしょうか?
(河村)
・マーキュリー・プライズの公式ページ
http://www.mercuryprize.com
・以下はOTOTOYにて配信中のノミネート作品
FKA twigs『LP1』
http://ototoy.jp/_/default/p/44435
Bombay Bicycle Club『So Long, See You Tomorrow』
http://ototoy.jp/_/default/p/40408
Jungle『Jungle』
http://ototoy.jp/_/default/p/43788
East India Youth『Total Strife Forever』
http://ototoy.jp/_/default/p/39732
Anna Calvi『One Breath』
http://ototoy.jp/_/default/p/37693
Kate Tempest『Everybody Down』
http://ototoy.jp/_/default/p/42298
Polar Bear『In Each and Every One』
http://ototoy.jp/_/default/p/41906
Young Fathers『Dead』
http://ototoy.jp/_/default/p/39857
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。