初の京都大出身プロ野球選手の誕生か!? ドラフトの目玉、田中英祐って誰だ?
関西学生野球リーグに所属する京都大のエースで、最速149キロを誇る田中英祐投手がプロ志望を表明した。ドラフトで指名されれば、史上初の「京都大出身プロ野球選手」の誕生だという。田中投手とは一体どんな選手なのか? 大学野球とドラフト事情に詳しいスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に話を聞いた。
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京都大のエース・田中英祐の名が世間を賑わせたのは昨秋のこと。0勝4敗という成績にもかかわらず、関西学生野球リーグのベストナインに選ばれたからです。6試合で68回を投げ、防御率1.06という安定感が評価されました。
さらに今春にはリーグ戦で京都大が23季ぶりに勝ち点を挙げる原動力となり、話題を集めました。過去、東大からは5人のプロ野球選手が出ていますが、京都大からのプロ入りとなれば史上初になります。
180センチ75キロの右投右打。京都大では1年春から登板し、大学通算7勝26敗(4年春まで)。最速は149キロを誇り、プロでは中継ぎや抑えとして活躍できるのでは、と見る声が挙がっています。
元プロ野球選手で、雑誌『野球太郎』にも寄稿する、スポーツライターの高森勇旗氏は田中投手の才能を評価する1人。本誌には次のようなコメントを寄せています。
「左足が頂点に上がったときの姿勢が素晴らしい。そこから左足を着地したときの体重の受け方もうまい。あれだけ思い切ってリリースされると、それだけで打者には脅威になります。プロで活躍するならば、中継ぎでしょうか。毎日投げるということに肩と体が順応してくれば、かなり期待できると思います」(『野球太郎 No.009』より)
ある意味で、今年のドラフトの目玉選手の1人といっても過言ではありません。ぜひ、注目してみてください。
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