本能寺の変・池田屋事件……事故物件情報サイトで京都市に歴史上の事件が相次いで登録される
「本邦唯一の事故物件公示サイト」として殺人事件や自殺、死亡事故などが起きた“わけあり”の物件情報を提供している情報サイト『大島てる』で京都市の事故物件として本能寺の変や池田屋事件など複数の歴史上の事件が登録されていたのが8日に発見されて『Twitter』で話題になり、9日午前3時現在で1万回以上リツイートされています。
1582年6月21日
京都府京都市中京区下本能寺前町522本能寺の変で織田信長死亡
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1864年7月8日
京都府京都市中京区中島町84
新撰組が襲撃。尊王攘夷派志士である宮部鼎三(肥後藩。池田屋で自刃)北添佶摩(土佐藩。池田屋で闘死)大高又次郎(林田藩。池田屋で闘死)石川潤次郎(土佐藩。池田屋で闘死)松田重助(肥後藩。池田屋で闘死)伊藤弘長(土佐藩。池田屋で闘死)福岡祐次郎(松山藩。池田屋で闘死)越智正之(土佐藩。池田屋で闘死)広岡浪秀(長州藩の神職。池田屋で闘死)同地にて死亡。
現在はサイト管理者に悪ふざけと判断されたのかどちらの情報も削除されていますが、このうち本能寺に関しては1582年(天正10年)に本能寺の変が起きた際は現在地でなく京都市中京区元本能寺南町(蛸薬師通油小路東入)にあり、焼失後に現在地へ移転したのでこの情報は正確ではないと言う指摘も見られました。
大島てる http://www.oshimaland.co.jp/
画像:『大島てる』に登録されていた本能寺の変(左)と池田屋事件(右)の事故情報 ※現在はどちらも削除済み
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