北京地下鉄のキャラ。文文と明明が4本指な件について
日本があまりにも過敏になっているだけ」といわれればそれまでだが、マンガやイメージキャラクターの指が3本や4本などであると、「障がい者をバカにしている」「不謹慎だ」などの理由から、修正させられることがある。
たとえば『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王は4本指だったが、途中から5本指に修正(?)している。そのキャラクターが人間じゃなかったとしても、人間のような姿をしていると人間と同じく見られるようだ。
そんな話もあるなか、中国の北京地下鉄のイメージキャラクター、文文と明明(ブンブンとミンミン)の指が4本であることが判明した。場面によって書き忘れていたり、あいまいだったりするのかと思いきや、どのシーンでも4本指であり、これがもし日本だったら即刻クレームがつくレベルである。
「あまりに日本人が神経質すぎるのだ」と言われれば確かにそうかもしれないが、日本と中国のさまざまな点における文化の違いのひとつなのだと感じることができた。
表現の自由というものは、誰かの不幸の上に成り立つものではない。クレームがないこと自体、それもひとつの文化の違いなのかもしれない。
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