海の中に“かぎ針編み”で包まれた巨大爆弾が登場?

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これまでにも自動車や機関車など、数々の驚くべき物をかぎ針編みで包み、世間を驚かせてきたポーランドのアーティストOlekが新たな作品に取り組んだ。

今回、彼女はメキシコはカンクンの“Underwater Museum”というダイビング施設にある、爆弾の形をした彫刻を編み物で包んでいる。

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Olekが爆弾を選んだのは、世界の海が直面する問題への関心を高めるためだったいい、彼女は「現在の状況は動き出した“時限爆弾”であり、もし私たちが海を守りたければ、すぐに行動する必要がある」と説明。

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同じ水中シリーズとして公開されている、ダイバーがかぎ針編みで身を包んだ写真も同じ問題意識に基づいているそう。

ところで、今回のインスタレーションは事前の許可を得ておらず、施設側は強い不満を表しているという。

報道によると、Underwater Museumは環境保護地域にあたり、当局がOlekを訴える準備をしているとか。

自分が訴えられる理由がわからない、というOlekは「もしそうなったら、もっと多くの彫刻をかぎ針編みで覆ってお返しするわ」と意に介していない様子。「私はポジティブなメッセージを伝えたいだけよ」と話している。

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今回の件がちょっと心配ではあるが、作品に明確なメッセージを込めるOlek。次はどんな作品で私たちを驚かせてくれるか、楽しみだ。

Olek on Instagram

http://instagram.com/oleknyc

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