新『HTC J butterfly』は8月29日発売 深度を記録するデュアルカメラを搭載しJBL製ヘッドホンが同梱
HTCは8月19日に『HTC Conference Tokyo 2014』を開催。au夏モデル発表会で予告されていた『HTC J』シリーズの新製品、『HTC J butterfly HTL23』の発売日が8月29日と発表されました。HTC NIPPON代表取締役社長の村井良二氏によると「カメラ」「音」「使い心地」「デザイン」にこだわったという同製品の発表会の模様をレポートします。
『HTC J butterfly HTL23』は、『HTC J』『HTC J butterfly』に続いてHTCがKDDIと共同開発したAndroidスマートフォン。OSはAndroid 4.4で、5インチフルHDディスプレー、2.5GHzのクアッドコアCPU、2700mAhバッテリー、32GBの内蔵メモリー、2GBのRAMとスペックは充実。これに加えて、1300万画素のメインカメラに深度を記録するカメラを組み合わせた『DUO CAMERA』、ハーマンインターナショナルが提供するDSP機能『“LiveStage”シグナル・プロセッシング・テクノロジー』による高音質のサウンドが特徴です。同社製の『JBL ハイパフォーマンスインイヤーヘッドフォン』も同梱します。
auの4G LTEで下り最大75Mbpsの2.1GHz回線、下り最大75Mbpsの800Mhz回線を同時に使用することで下り最大150Mbpsを実現する“キャリアアグリゲーション”、下り最大110MbpsのWiMAX 2+に対応します。ワンセグ、フルセグ、赤外線、『おサイフケータイ』、防水、防じんといった国内向け機能に対応する全部入り。
『DUO CAMERA』では、メインカメラによる撮影時に、被写体との距離を記録。撮影後に『UFocus』と呼ばれる機能でフォーカスを当てる部分をタッチで選択すると、ほかの部分がボケて写る効果を加えることができます。
撮影した写真は、奥から手前までフォーカスが合った被写界深度が深い状態の写真になります。これを『UFocus』を使うことで一眼レフで撮影したようなボケのある写真に加工が可能。
被写体との距離の情報を持っているので視差が表現でき、『3次元効果』のモードでは画面の傾きに応じて見え方が異なる擬似3D写真として楽しめます。
SNSで人気の“自撮り(Selfie)”の機能も充実。500万画素のインカメラで撮影した写真をレタッチしたり、描画してデコレーションする機能を用意しています。
サウンド機能では、『LiveStage』により室内でスピーカーから聴く環境をヘッドホンをした状態でも再現。内蔵のデュアルステレオスピーカーでも、『HTC One』より25%大きい音量で高音質の音楽再生が楽しめます。
使い心地の面では、画面のダブルタップでロックやロック解除ができる機能、本体を横持ちにしてボリュームボタンを押すとカメラが起動し、再び押すとシャッターが切れる機能などのモーション操作に対応。
本体カラーは3色。漆をイメージしたというルージュ、陶器をイメージした白のキャンバス、世界的に人気の色で黒からの脱却を図ったというインディゴをラインアップしています。
発表会には、同製品のCMに出演する製品アンバサダーの乃木坂46が出演。CMに使用される新曲『何度芽の青空か?』を披露したほか、『DUO CAMERA』や自撮りなどの機能をその場で実演しました。乃木坂46が出演する新CMは8月29日からオンエアされます。
『HTC J butterfly HTL23』主な仕様
サイズ:約W70×H145×D10mm
重量:約156g
4G LTE受信最大150Mbps:対応
キャリアアグリゲーション:対応
WiMAX 2+:対応
OS:Android 4.4.2
CPU:MSM8974AC 2.5GHzクアッドコア
ディスプレー:約5.0インチ Super LCD3 1920×1080 FHD
カメラ:約1300万画素 CMOS
インカメラ:約500万画素 CMOS
外部メモリー:microSDXC 最大128GB
ROM:約32GB
RAM:約2GB
バッテリー容量:2700mAh
テザリング:対応(8台)
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:Ver4.0
フルセグ:対応
ワンセグ:対応
赤外線:対応
おサイフケータイ:対応
NFC:対応
防水:対応
防じん:対応
カラー:ルージュ、キャンバス、インディゴ
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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