脳波おもちゃ市場に東芝が参入!生体信号センサ付きヘッドセット『MindTune』の販売予約開始
東芝パソコンシステムは、生体信号を検知するセンサを搭載したBluetoothヘッドセット『MindTune』の販売予約を同社サイトで開始しました。価格は2万1000円(税込み)で、3000台の限定販売。7月5日から出荷を予定しています。昨年の『東京ゲームショウ』で米NeuroSky社が脳波でゲームを操作するヘッドセット『MindSet』を発表し、セガトイズが7月31日に脳波おもちゃ『マインドフレックス』を発売するなど、おもちゃ・ゲーム業界ではちょっとした“脳波コントローラー”ブーム。国内メーカーの参入により、脳波おもちゃの普及と市場拡大が予想されます。
『MindTune』は、装着すると額にセンサが接触し、ユーザーの脳の活動信号を検出。ユーザーの集中とリラックスの度合いに応じてゲームなどのソフトを操作するヘッドホン型のヘッドセット。構造は『MindSet』によく似ています。
付属のドライバソフトと脳波を可視化する『MindTuneビジュアライザ』、ゲーム『ニューロボーイ』により、製品ですぐに遊ぶことができます。『MindSet』との互換性は不明ですが、スクウェア・エニックスなどが『MindSet』対応のゲームを開発しているなど、“脳波コントローラー”対応のソフトは今後充実していきそう。国内メーカーの参入でこの分野がどう発展していくか、今後の動きに注目したいと思います。
製品予約ページ
https://www.toshiba-tops.co.jp/contact/form_mindtune_reservation.html
『MindTune』主な仕様
Bluetooth:Ver 1.2規格準拠
無線周波数帯:2.4GHz
変調方式:周波数ホッピング方式、2値FSK
送信出力:最大+4dBm(Power Class 2)
通信距離:見通し 5m(最大)
本体サイズ:W155×D215×H70mm
重量:210g
充電方式:USBケーブル
ケーブル長さ:約150mm
対応OS:Windows 7/Vista/XP
付属品:充電用USBケーブル、USBアダプタ、アプリケーションソフトウェアCD、保証書
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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