自家製ジャムづくりに挑戦して、梅雨の休日を豊かにしよう

自家製ジャムづくりに挑戦して、梅雨の休日を豊かにしよう

休日に外出することも億劫になる梅雨の時期。家にいる時間が長くなりがちなこの時期だからこそ、普段はやらないことにも挑戦できるかもしれない。

そこで今回は、気軽に挑戦できる「自家製ジャムづくり」をご紹介したい。料理家、フードコーディネーターでアウトドアフードも手掛ける「Be-Nature School」の蓮池陽子さんに、ジャムづくりについて教えていただいた。

「ジャムは準備するものも少ないですし、時間もかからないので、帰りがけに好きなフルーツを買ってすぐにつくりだせます。いちごやキウイ、ブドウ、モモ(皮をむいて)、プラムなどが素材としておすすめです」

今回は、スタンダードでおいしい、いちごジャムのつくり方をご紹介いただいた。

【いちごジャム】
材料:いちご300g、砂糖100g〜200g(※甘さはお好みで)、レモン汁(お好みで)
(1)鍋にいちごを入れ砂糖をまぶし、2時間程おく(いちごから水分を出す)
(2)鍋を火にかけ沸騰したら、焦げ付かないように弱火で20〜40分ほど煮る
(3)最後にレモン汁を入れてひと煮立ちさせる(酸で発色をよくし、とろみをつける)
(4)火を止め、ジャムが熱いうちに保存瓶に詰めて蓋を閉め、蓋を下にした状態で冷ます

ジャムづくりの際に、気を付けたほうがいいことは何だろうか?

「保存瓶は、消毒したきれいなものを使用してください。ジャムを煮ている間に、沸騰したお湯の中に入れて5分ほど瓶を煮沸消毒しておくのがよいでしょう。保存性を高めるためには、糖度を高めることが有効です。長く楽しみたい方は、少し砂糖を多めにしてもいいでしょう」

梅雨は食中毒にも気を付けなければならない。せっかくつくったジャムがダメにならないように、準備は念入りにしよう。最後に、ジャムづくりの魅力について伺った。

「フルーツ以外にも、トマトや、ペースト状にしたカボチャ、サツマイモなどでジャムをつくることができます。保存食づくりの楽しみは、食べるだけではなくて、旬を感じる時間であり、無心になる時間が得られること。季節のおいしい物を瓶に閉じ込める時間は、とても豊かです」

好きな食べ物でつくれる点は、自家製ジャムならでは。雨がやまない休日は、小一時間、小鍋に向かってみてはいかがだろう。朝ごはんの楽しみを自分で作り出せる、豊かなひとときを過ごせるかもしれない。

●取材協力
Be-Nature School 蓮池陽子さん
http://be-nature.jp/
元記事URL http://suumo.jp/journal/2014/06/28/64053/

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