自分で管理しながらクラウドのように使えるストレージ「Sherlybox」
エドワード・スノーデン元CIA職員の暴露で明らかになった米国家安全保障局(NSA)による盗聴。この問題以降、クラウドや通信に不信の目を向ける人が増えた。
そして今、注目されているのが、ユーザー自身で管理できるストレージだ。このほど登場した「Sherlybox」もそうした“プライベートクラウド”を作り出すためのものだ。
米国企業Sher.ly Incが開発を手掛けた。Sherlyboxは直径11.6センチ、高さ15センチの円筒状で、Wi-Fiなどで個人のネットワークに接続させて使う。NAS(ネットワーク接続ストレージ)に近いが、NASのような面倒な設定は不要で、本体にあるボタンを3回押すだけでいい。
このSherlyboxの便利なところは、ファイルなどを共有する場合、DropboxやGoogle Driveと違ってクラウドにアップロードしなくても瞬間的にアクセスが可能になること。
もちろん、搭載のハードディスクにファイルをアップロード/ダウンロードすることも可能で、ハードディスク容量は1TBとなっている。
現在、資金調達サイトKickstarterでキャンペーン(7月4日まで)を展開していて、今なら199ドル(米国外への送料はプラス16ドル)で入手できる。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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