NTTドコモ向けポータブル無線ルータ『ポータブルWi-Fi』はバッファローから6月24日に発売へ

ポータブルWi-Fi

『iPad』発売を目前に控え、NTTドコモが5月18日の夏モデル発表会で予告していたポータブル無線ルータの詳細が明らかになりました。製品名は『ポータブルWi-Fi』で、バッファローが6月24日に発売。メーカー希望小売価格は3万7000円(税込み)です。家電量販店と一部ドコモ取り扱い店で販売されます。

『ポータブルWi-Fi』は、3G、無線LANの両回線を自動で接続・切り替えできる“コグニティブ機能”を搭載したポータブル無線ルータ。本体サイズはW95×D64.4×H17.4mm、重量は105gです。

ユーザーの利用状況に応じて最適な回線を選択・接続し、パソコンや『iPad』を含むタブレット端末、携帯ゲーム機、音楽プレーヤー、デジカメをネットに接続できます。特殊なソフトや接続操作は不要で、無線LANが利用できる駅や空港、カフェなどでは無線LANに接続、自宅やオフィスでは固定回線に接続し、これらが利用できない環境では3G回線に接続してくれます。

連続通信時間は6時間、スタンバイモードによる連続待ち受け時間は30時間。本体と接続する無線LAN端末が接続していない間はスタンバイモードになり、接続すると自動で復帰します。カバンに入れっぱなしで、追加充電しなくても1日利用できそうです。

FOMAハイスピードエリアでは、受信で最大7.2Mbps、送信で最大5.7Mbpsの高速パケット通信が可能。ドコモの『定額データプラン スタンダード バリュー』の料金に対応し、2年間の継続利用を前提とする『定額データ スタンダード割』に申し込むと、月額1000~5985円で利用できます。

本体と接続する無線LAN端末は、最大6台まで同時に接続・通信が可能。本体にはイーサネットポートを搭載し、有線ブロードバンド回線のアクセスポイントとしても利用できます。

microSDスロットを搭載し、microSDカードをストレージとして利用したり、指定した時間とネットワークで、コンテンツを自動でダウンロード・アップロードする機能が利用できます。ウェブサイトやPodCastをダウンロードしておいて、地下鉄の車内でネットにつながなくてもコンテンツを楽しめたり、写真をカードに入れておいてウェブアルバムに自動でアップロードする、といった利用シーンを想定しているようです。

■関連記事
超小型リーズナブル! かんたんにWi-Fi環境を作れる小さな無線LANルーター
Wi-Fiスポットを持ち歩ける!バッテリー内蔵の無線ルーターを試すよ
バッファロー、Wi-Fi・無線LAN対応ゲーム機用の超小型Wi-Fi USBコネクタ発売へ

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. NTTドコモ向けポータブル無線ルータ『ポータブルWi-Fi』はバッファローから6月24日に発売へ

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。