【閲覧注意】熱帯のグロ泥スプラッター『ブラジル・ホラー映画祭2014』開催!! 監督とっても楽しそう[ホラー通信]
2014年ワールドカップイヤー!! だがしかぁーし!! ブラジルで行われている戦いはサッカーだけじゃないんだ!! 人間VSチュパカブラ!!! 人間VS沼ゾンビ!!!! 人間VS海ゾンビィィィ!!!!
というわけで、サッカーファンも思わず息を呑む、色々やりすぎちゃってる蒸し暑くて泥臭ぁ~い濃縮還元スプラッター3作品を連日上映するのが、6月7日より開催となる『ブラジル・ホラー映画祭2014』です。
今回の上映作品はすべて、1977年生まれのナイスガイ・ロドリゴ・アラガォン監督の作品。毎度900ガロン(3000~4000リットル)を超える血糊を豪快に使って撮影された作品群は、観ていただければ分かりますがビッシャビシャです。
すべての画像と予告編が表示されない方はこちらでご覧ください。
[画像]撮影中、ごきげんで血糊をいじるアラガォン監督のようす。ニコニコうれしそう。
さてさて、今回上映となる3作品をご紹介していきましょう。
チュパカブラの粋な活躍が楽しい!! 『吸血怪獣 チュパカブラ』
上映期間:6月7日(土)~9日(月)
タイトルからして気合の入ったUMAモノっぽいですが、言うほど“チュパカブラ”にスポット当たってませんのでご了承ください。
熱帯雨林に囲まれたブラジル南部の村で永らく対立が続く2つの一族。片一方の一族が獲った肉を食べたら緑のゲロを噴出してしまい「肉腐ってるじゃねーか!!」と大げんか。更にタイミングよく片一方のおとうちゃんが亡くなったもんで「お前らがやったんだろ!!!」と戦争レベルの闘いが勃発(なお、おとうちゃんは単なる事故死)。
そして話の本筋には関係なく突如現れて人間を襲うチュパカブラ。両家のバトルの合間に、“ここでチュパカブラ出てきちゃったら大変だなぁ”というタイミングでバッチリ登場してくれるきっぷのよさは“粋”と言わずしてなんと言おうか。
どうやって撮ったのかなんとなく察してしまう、ちょうど人間くらいの大きさの特撮感溢れるチュパカブラの活躍をどうぞお楽しみください。
グロい!汚い!えげつない! 『デス・マングローヴ ゾンビ沼』
上映期間:6月10日(火)~13日(金)
続いてはこちら、アラガォン監督の長編デビュー作品です。
小さな漁村で水質汚染が進み、沼で採れた魚介類を食べた人々が次々にゾンビ化。主役のカップルがヘドロだか血だか分からないドス黒いベチョベチョまみれのゾンビどもと闘いながら生き残るすべを探していきます。
指を噛みちぎるだの下顎ごともげるだの口からエイリアンが飛び出て噛み付いてくるだの、えげつない描写のオンパレード。観ているほうも思わず「あらあらまあまあ」と口を覆ってしまいます。
実際のブラジルの水質汚染を題材としているそうなのですが、「いやいくらなんでもそこまでにはならねーだろ」という非現実ぶりで、初期作品ならではの“荒削りだけどやりたいことやってる感”を味わえる作品となっています。
これがグロ泥スプラッターの集大成だ!!! 『シー・オブ・ザ・デッド』
上映期間:6月14日(土)~27日(金)
最後を締めくくるのがこちら。日本初公開となるアラガォン監督の最新作は、海の水質汚染で人々がゾンビ化してしまうというもの。『デス・マングローヴ ゾンビ沼』と設定が似ていますが、最新作とあってそのパワーアップぶりが凄いものとなっています。
オープン初日の娼館を舞台に、アカエイのような頭のゾンビクリーチャーや、臓物をジュルジュル喰い漁るなどの強烈グロ描写にくわえ、ゾンビパンデミックに悲鳴を上げておっぱいをブルンブルンさせながら逃げ惑う娼婦などセクシーなサービスショットも満載。クライマックスの血糊の量がハンパじゃなく、辺り一面グチャグチャすぎてどれが人間でどれがゾンビか分からないほど。アラガォン監督もニコニコしながらハイテンションで撮影したのではないでしょうか。この熱量、是非劇場でお確かめください。
アラガォン監督の悪趣味エッセンスを堪能できる『ブラジル・ホラー映画祭2014』は6月7日より、渋谷ユーロスペースにて公開です。
また、この開催を記念してニコニコ生放送にて6月4日よりゾンビ&フランケン映画の一挙放送もおこなっています。こちらもお見逃しなく!
『ブラジル・ホラー映画祭2014』
6月7日(土)~27日(金) 連日21:10~
渋谷・ユーロスペース
特製ポストカード付き前売り券発売中。
http://www.curiouscope.jp/brazilhorror/[リンク]ニコニコ生放送 『ブラジル・ホラー映画祭2014』開催記念 ゾンビ&フランケン映画特集
http://live.nicovideo.jp/ 「ゾンビフランケン映画特集」で検索![リンク]
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