Zはゾンビの“Z”だよ! 映画『Z~ゼット~果てなき希望』 グロくて笑えて切なくなる相原コージ原作漫画が実写化[ホラー通信]

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『かってにシロクマ』『コージ苑』『サルでも描けるマンガ教室』などで多くのファンを持つギャグ漫画界の重鎮・相原コージ先生。
そんな相原先生が現在『別冊漫画ゴラク』で連載中の『Z~ゼット~』がなんと実写映画化。その公開日が7月26日に決定いたしました。

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漫画『Z~ゼット~』は、一部の住民がゾンビ化してしまったある街で、ゾンビに襲われることを恐れながらも平凡な日常を過ごす人々の姿をオムニバス形式で描いた作品。憧れの女の子が、恋人が、家族がゾンビになってしまったら――“ゾンビ化”という現象が巻き起こす群像劇には、ドラマチックなまでの絶望と、そんななかでも思わず笑えてしまうような人間の滑稽さとが入り交じっています。

そして、ゾンビの弱点といえば頭。ゾンビに襲われてもヘッドショットでなんとか窮地を脱するというのはゾンビ映画でよく観るシーンです。
しかし!! 『Z~ゼット~』に登場するゾンビの恐ろしいところは、相原先生の“ゾンビは一度死んだ生き物なのだから、脳を破壊されてもう一度死ぬというのは納得がいかない”という考えでもって、“何をしても死なない”という特徴を持っているところ。た、たしかにそうなんですけど、それじゃああまりに絶望的ではないですか。

映画の主演は、弱冠20歳にして極真空手の黒帯を持つアクション女優・川本まゆさん。薙刀を操り、少女二人をゾンビから救い出したタフでクールな女子高生を演じます。監督は、『リング0~バースデイ~』『POV~呪われたフィルム~』などを手がけた鶴田法男さんです。

死にながら永遠に彷徨い続けるゾンビたち。住民が次々とそんなゾンビになっていくなか、見出される“果てなき希望”とは。
映画『Z~ゼット~ 果てなき希望』は7月26日よりシネマート六本木、シネマート新宿ほかにて全国公開。どうぞお楽しみに。

『Z~ゼット~』2巻の発売も待ち遠しいなぁ……。

『Z~ゼット~果てなき希望』
監督:鶴田法男 脚本:酒巻浩史、鶴田法男
出演:川本まゆ、木嶋のりこ、田中美晴
原作:相原コージ「Z」(日本文芸社 別冊漫画ゴラク刊)
2014年/日本/カラー  制作プロダクション:Takujiクリエイト  製作・配給:エスピーオー
公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/z/[リンク]

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(C)2014 相原コージ/日本文芸社・エスピーオー

2枚目の画像:マンガ『Z~ゼット~』公式サイトより http://www.nihonbungeisha.co.jp/goraku/z/[リンク]

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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