『テルマエ』『るろ剣』だけじゃない! 洋画もアツい注目のコミック原作映画
カンヌ国際映画祭グランプリを受賞したパク・チャヌク版『オールド・ボーイ』。スパイク・リー監督が韓国版のテーマとドラマの骨格を受け継ぎつつ、多様なディテールを大胆に塗りかえ、原作とも韓国版とも異なる結末を新たに創出したハリウッド版『オールド・ボーイ』が6月28日(土)に公開となります。
『オールド・ボーイ』といえば韓国映画の印象が強いですが、実は土屋ガロンと嶺岸信明による日本のコミック「ルーズ戦記 オールドボーイ」が原作。1996年に「漫画アクション」(双葉社)で連載を開始、2007年には、米国で漫画のアカデミー賞と呼ばれる「ウィル・アイズナー賞」の国際部門で最高作品賞を受賞しているのです。
『テルマエ・ロマエ2』が大ヒットし、今後も『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最後編』、『ルパン三世』など、邦画シーンは漫画原作の作品が目白押しとなっていますが、洋画もコミック原作が続々公開予定。「あ、これコミック原作だったんだ!」と意外に思う人も多いかも。今後の注目3作をご紹介します。
『X-MEN フューチャー&パスト』(5月30日(金)公開)
言わずと知れた、マーベルコミック原作の大人気シリーズ最新作。バイオメカニカル・ロボット「センチネル」によって壊滅へと向かう地球を救うため、プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)は宿敵のマグニートー(イアン・マッケラン)と手を組み、50年前にウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の「魂」を送り込み危機の根源を絶とうする。未来と過去で迫る史上最強の敵に、オールスターキャストが挑む!
『300~帝国の進撃~』(6月20日(金)公開)
フランク・ミラーのグラフィックノベルを実写化した『300 <スリーハンドレッド>』の続編。史実に基づいたペルシャ帝国VSギリシャ連合の壮絶な戦いが、前作を凌ぐアクションとスタイリッシュかつ圧倒的な映像美で蘇る。今回は男だけの戦いではなく、「戦場を駆ける女」の異名をもつペルシャ側の女性指揮官(エヴァ・グリーン)の戦いも描かれる。その独特な世界観は、原作のグラフィックノベルを基に忠実に描かれている。
『オールド・ボーイ』(6月28日(土)公開)
主人公のジョー・デュセット(ジョシュ・ブローリン)は、酔っぱらったある夜突然拉致され、理由も分からぬままTVだけが置かれた見知らぬ部屋で20年に渡り監禁生活を送る羽目になる。20年後に突然解放されたジョーは、自分を陥れた犯人を捜し始める―。果たしてジョーはなぜ監禁され、20年後に解放されたのか。驚愕の結末に打ちのめされる。
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https://getnews.jp/archives/554078 [リンク]
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