『美味しんぼ』で福島県の宿泊客キャンセルとの報 掲載雑誌売切れ単行本はプレミアに「炎上商法」との声も
『美味しんぼ』で主人公らが鼻血を出す描写などが問題視されて数週間。『福島民報』は、福島で『美味しんぼ』の影響とみられる宿泊客のキャンセルがあったと報じている。
参考記事:宿泊キャンセル 福島の旅館 美味しんぼ問題影響か
http://www.minpo.jp/news/detail/2014051415654
また、福島テレビ『FTVスーパーニュース』は団体客数百名が宿泊をキャンセルしたと報じた。県外の学校からの旅行だが、今回の『美味しんぼ』を気にした保護者からの反対があったという。これら以外にも宿泊客のキャンセルが出ているようだ。いろいろ言われてきた今回の『美味しんぼ』の内容であるが、ついに「実害」が出てきてしまったかとの声が多くあがっているようだ。
一方で、『美味しんぼ』を掲載している「週刊ビッグコミックスピリッツ」が福島県内では売り切れ続出と報じられている。
また、「福島の真実」(1)を収録した『美味しんぼ』110巻は『Amazon』では現在売り切れで、2~4週間の入荷待ちの状態となっている。定価は619円(プラス税)だが、中古品は送料まで入れると軒並み1500円以上となってプレミアがついた状態に。電子書籍版であるKindleの順位も上がっている模様。ネットでは当然のように「炎上商法」との声もあがっているようだが、果たして……。
※画像は『福島民報』のサイトより
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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