『ブラウザ三国志』オフ会レポ~『ニコニコ動画』運営もゲームにハマって数百万円つぎこむ

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kawango氏

ブラウザを使ったソーシャルゲーム『ブラウザ三国志』が話題だ。そのOFF会である『天下統一記念パーティ』に取材にいったところ、『ニコニコ動画』運営チームがゲームに対しとんでもない金額を使っていることが明らかになった。

『ブラウザ三国志』はブラウザだけで遊べるゲームで、mixi内で52万人以上が遊ぶなど最近人気だ。ゲームではプレイヤー同士が同盟というグループをつくって天下統一を果たすために戦争を繰り返すこととなる。4ヶ月の期間でいかに強い仲間を集め、戦略を立てるか。同盟同士の駆け引きが重要となる。無料でも遊ぶことができるが、お金を使うとゲーム内で重要な武将カードを何枚も手に入れられるため、熱中するとついついつぎ込んでしまうらしい。

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今回のパーティは4ヶ月のゲーム期間の終了を祝ったもの。あまりに豪華なこのOFF会を開催したのは、ゲーム内のチーム『ドワクエ9』同盟を指揮したkawango氏。『ドワクエ9』はその名前の通り、『ニコニコ動画』で有名なドワンゴのメンバーが集まってできたチームで、kawango氏はドワンゴ創業者だという”うわさ”だ。

『ドワクエ9』の異常さは『2ちゃんねる』でも以下のような伝説になっている。

・2秒でNPC城を攻略(NPCとはコンピュータが動かすキャラクターのこと)
・半日で他のトップ20同盟を攻略
・ニコニコ動画を作ったプログラマー達が特注の戦争支援ソフトを開発
・全サーバー経験者にこれほど戦争の強い同盟はないと言わしめる
・そもそも戦争が起こったことを認識した時点で配下になっている
・まずは相手をいきなり殴って、謝ってきたら不平等条約を結んで許してあげる
・抵抗したら1位の同盟を連れてきて、フルボッコにしたあげく配下同盟になっても、友好同盟が更に攻めてきて土地を根こそぎ奪われる
・結果的にニート盟主を引退、職探しに追い込む

瀧澤法弘

ドワンゴの会長、副社長、研究開発部TOP、ニコニコ動画の運営長がハマり、ニコニコ動画の開発が停滞したという話もまことしやかにささやかれるほど。それぞれが自腹で100万円以上課金をし、同盟全体では数百万円を使ったのだという。社内では「ブラウザ三国志に使っていいのは給料の20%まで」という20%ルールが発令されたほどの熱狂だったようだ。

パーティは『ブラウザ三国志』の第九サーバーで遊んだ全員を対象に催され、『ブラウザ三国志』開発のoneUP社の瀧澤法弘氏も出席。「第9サーバーは『ドワクエ9』が最後まで戦争を仕掛けるので、非常に盛り上がりましたね。kawango氏はあまりにゲームにお金を使うので、社内でも話題になっていました(笑)」と発言した。

なお、ゲームとしては『ドワクエ9』はライバルに敗北。天下統一を果たしたのはライバルの『土佐』というチームだった。ちなみに『土佐』のリーダーは2万円しかゲームに使っていなかったそうだ。

執筆:伊予柑([NKH]ニコ生企画放送局)
 

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