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『障害者』は子供を作らないほうがいい? それとも作っても問題無い?(だいちゃん.com)

『障害者』は子供を作らないほうがいい? それとも作っても問題無い?

今回はだいちゃんさんのブログ『だいちゃん.com』からご寄稿いただきました。

『障害者』は子供を作らないほうがいい? それとも作っても問題無い?(だいちゃん.com)

そろそろ、「私は全盲の身体障害者ですがライターしています」なんて書きたいですね。執筆業界のコナン・ドイルなどと言われて報道陣が押し寄せちゃうんでしょうか。

どうも、だいちゃん(∀)です。

私もいいおっさんなので、結婚のことなどが頭をよぎることがありますが、何分、身体障害者なもので、奥さんへの負担などがどのくらいかかるのか予想も出来ないので、躊躇してしまいます。

私の場合、腎臓病は別に遺伝はしませんし、B型肝炎も今はワクチンで治せるので子供への遺伝での影響はほぼ無いと考えています。集中力も記憶力も高いので発達障害関連も大丈夫だと思っています。若干、怪しいですが(笑)

しかし、「遺伝する障害や病気」を抱えている場合や、検査段階でダウン症などを子供が抱えて生まれてくることが分かっている場合、その子供を本当に生むべきだと思いますか? 読者の方に考えていただきたいのです。

綺麗事じゃなく、世の中で生きていくには「金」が必要なわけです。世の中のメディアでは障害者でも懸命に働いている”美談”ばかりが取り上げられますが、そういった一部の「生きていくのに成功している」障害者がいる中、多くの障害者が死んでいっています。

死にはしていないけれど、頼れる身内がいない。生活保護を受けている、などという人は障害者には多い。私が抱えている「慢性腎不全」の人工透析を受けている若い患者の8割は働いていないといいます。働き口が無い、という部分も含めて。

ただ、障害者年金を貰っている身分で偉そうに申し訳ないですが生活保護自体は、受けなきゃ生活出来ない人はどんどん受けていい。なんで受けちゃダメなの? 批判する意味が分からない。と私は考えています。不正受給は別として、一生働けないような人にも税金で、生きることを支えるべきだと思っているからです。

でも、事前に子供が苦労することが分かっている。そりゃ、自分は苦労する覚悟があるのかもしれないけれど、それで決めちゃうのはただのエゴですよ。それに、現実は障害を持った子供を育ててみないことには分かりません。男の私が言うのもおかしな話ですが、女性はレイプされて出来た見ず知らずの男の子供だって産もうと考える人は多いし、実際に生んでいる例も多々あります。

10代での出産などもそうですが、その時は勢いだけで産んで、しっかりと育てる気持ち満々でも、その多くは主に金銭面で苦労しているわけです。一生、親や兄弟に頼るわけにはいかないですからね。

そして、「育児放棄」という方法を選択する人が出てくるのです。

ちゃんと子供にも(障害の面で)苦労をかけずに、自分も一般的な子育てのレベルのストレスで済むように育てることが出来るのならいい。でも、母親、もしくは父親自身が極度なストレスを抱えながら子育てをした場合、子供にだって甚大な影響が出ます。

自分だけが我慢すればいい、というレベルの問題ではないんですよ。

健常者から障害者が生まれることもあります。そうやって、事前に分からない「事故」のような形で生きづらさを抱える子供が生まれてしまうのは仕方のないことだと思います。ただ、事前に分かっていて、

『それでも産みたい!!』

と考える場合、第三者も交えて少し冷静に考えてほしいのです。

生まれた子供がどのような苦労をするのか想像するのは難しいです。自分が経験しない限り。

自分が産みたい、という理由だけで産むと後々、母父子、その人達に関わる人、全ての人達に迷惑がかかる可能性があります。

私なんて後天的な障害ですが、それでも物凄く生きていくのは大変です。まさか、体力が人一倍あって、勉強もそれなりに出来、プラス思考でコミュニケーション能力もある私がこんなに生き辛い思いをするとは、健常者の頃、透析導入直前期だって全く想像出来ませんでした。

親も子供も主に財政面で困窮する(苦労する)ことが分かっていて何故、産もうとするのか。ちゃんと考えてみてほしいのです。

子供が欲しい、自分の血が流れている子供が欲しいという人の気持ちは痛いほど分かります。私も子供が好きですから。

でも、子育ては遊びじゃない。「現実」をみないといけません。この場合の現実の多くは「お金」が絡んでいるはずです。

今までこういったことを考えたことの無い人も含めて、こういった問題について考えていただきたいと思い、この記事を書きました。

だいちゃん(∀)

執筆: この記事はだいちゃんさんのブログ『だいちゃん.com』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年04月21日時点のものです。

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