『マクロビ派ビスケット』と野菜スープでプチマクロビランチ 2品のスープを作ってみた

【作ってみた】『マクロビ派ビスケット』と野菜スープでプチマクロビランチ

穀物や野菜中心の自然と調和した食事を取ることにより、健康的なライフスタイルを目指す考え方で、肉や魚、砂糖、卵、バター、牛乳などは使わない“マクロビオティック”。今まで興味はあったけれどもなかなか挑戦できなかった“マクロビオティック”の考え方に基づいて作られたビスケットが森永製菓から発売されたというので、マクロビ気分を味わうプチマクロビランチを作ってみましたよ。

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マクロビ派ビスケット

森永製菓より4月8日に発売された『マクロビ派ビスケット』。マクロビとは「マクロビオティック」の略。「マクロビオティック」の身土不二(暮らす土地の旬のものを食べること)、一物全体(自然の恵を残さず丸ごといただくこと)という考え方に沿って、原材料にもこだわって作られているとのこと。小麦全粒粉、レーズン、食用なたね油、アーモンドパウダー、砂糖(てんさい糖)オーツ麦フレーク、メープルシロップ、米あめ、ひまわり種子、食塩など、ナッツやドライフルーツもしっかり入っているようで、なんだかすごく体に良さそう。

マクロビ派ビスケット

食べてみるとしっかりとした歯ごたえで、かめばかむほど味わいがでてくる。おやつとしてもいいけれど、軽い食事でもいいかも。

そんな『マクロビ派ビスケット』と合わせて食事にできるスープを2種類作ってみることにしました。

春野菜のミネストローネ

材料

<材料>
・昆布 20cmくらい ・・・・・・お出汁用
・玉ねぎ 1個 ・・・・・・ソフリット用
・人参 1/2本 ・・・・・・ソフリット用
・セロリ 1本 ・・・・・・ソフリット用
・新玉ねぎ 1個 ※玉ねぎでも良い
・お好みのハーブ(ローリエ・ローズマリー・フェンネルシード)
・春キャベツ 1/3~1/4個 ザク切りにして軽く塩もみしておく
・茹でた金時豆 カップ1程度
・トッピング用の旬の野菜(ゆでたそら豆、スナップえんどう、菜の花) 適量

<出汁をとる>
スープのポイントはなんといっても出汁。

こちらのスープは昆布だしとセロリ・人参・玉ねぎのソフリットをお出汁にします。

・たまねぎとにんじんとセロリのみじん切りをオリーブオイルでじっくり炒め、ソフリットを作る。

ソフリット

・昆布を水につけてしばらく置いて、昆布水を作っておく。

<スープを作る>

玉ねぎを加えて炒める

1.フライパンにソフリットを入れて、ざく切りにした新玉ねぎを入れ、新玉ねぎに火が通って少し透き通ってくるまで炒めます。
2.ざく切りにして軽く塩をふってビニール袋に入れておいたキャベツを1に加えて軽く炒めます。
3.茹でた金時豆を加えます。

昆布水を加えます

4.昆布水を野菜が半分ひたるくらい加え、沸騰するまで軽く煮ます。

鍋に移して昆布水を更に加えます

5.4をお鍋にうつし、さらに昆布水を加えて、塩を少し加えて煮ます。

煮込んでできあがり

6.軽く沸騰したら火を弱め、塩で味を調えて、5分ほど煮てできあがり。

盛り付け

7.器によそい、スナップえんどう、そら豆、菜の花など茹でた旬の野菜を散らします。いんげんやアスパラ、ブロッコリーなど好きな野菜でOK。

実食

<実食感想>
・肉や魚のダシが入ってないとは思えないほど、コクがあっておいしい! うまみがぎゅっとつまっている感じ。たくさんの具材で身体に優しいスープでした。色どりも豊かで目も幸せな一品です。

・マクロビ料理は以前には食べたことあったのですが「確かに体に良さそうだけど物足りない」というのが正直な感想でした。が、このスープは一口食べてビックリ。味がしっかりしているし、うまみもすごい。こんなに美味しければ続けてみたい。

・味の素朴さとおいしさは同時に成り立つのですね。しみるように、体になじむような味わいがあるのを感じました。マクロビという方向性のスープとビスケットの相性が自然でした。

・動物性の油脂が入っていないので、冷してもおいしい。野菜のやさしい味がビスケットと良く合います。『マクロビ派ビスケット』はこれだけでおなかも結構ふくれるし、材料もしっかりしているのでおやつにも時間のない時の朝食にも良さそう。

根菜とカリフラワーの酒粕豆乳シチュー

材料

<材料>
・全粒粉 大さじ3 ・・・・・・酒粕豆乳クリーム用
・太白ごま油(植物性の油) 大さじ3 ・・・・・・酒粕豆乳クリーム用
・豆乳 1カップ(200cc) ・・・・・・酒粕豆乳クリーム用
・ローリエ 1枚 ・・・・・・酒粕豆乳クリーム用
・酒粕 大さじ3 ・・・・・・酒粕豆乳クリーム用
・お湯 大さじ3 ・・・・・・酒粕豆乳クリーム用
・昆布 10cmくらい ・・・・・・お出汁用
・豆乳 3カップ(600cc)
・干ししいたけ 3個 ・・・・・・戻し汁もお出汁に使用
・炒め用の植物性油 大さじ2
・カブ 3個
・しいたけ 小さめ4個
・長ねぎ 1本
・にんにく 1片

<出汁をとる>
・酒粕豆乳クリームを作る。植物性のオイル(今回は白いごま油)と全粒粉をフライパンに入れてよく混ぜる。混ざり合ったら火をつけて、木べらで焦げ付かないように混ぜながらくつくつ煮えてくるまで炒める。豆乳1カップを少しづつ加えてクリームを延ばす。ローリエを1枚加え、クリームに同量のお湯で溶かしておいた酒粕を加えてよく混ぜれば、できあがり。
・干ししいたけは水(時間がないときはぬるま湯)で戻して薄切りにしておく(戻し汁は出汁になるので捨てないこと)。
・昆布を水につけてしばらく置いて、昆布水を作っておく。

<スープを作る>
1.レンコンとカリフラワーは適当な大きさに切って、固めにゆでておく。
2.しいたけは6等分、長ネギは白い部分を5mm幅の輪切り、カブは8等分して葉の部分は4cmほどの長さに切る。

野菜を炒める

3.炒め用の油をフライパンに入れ、長ネギ、カブ、しいたけ、レンコン、カブの葉の順番に加えながら炒めていく。

にんにくを加える

4.にんにくをすりおろして加えて全体をざっくりと混ぜ合わせる(あっさりとした味が好みの場合は入れなくてもよい)。

酒粕豆乳クリームを加える

6.干ししいたけと戻し汁1カップ(200cc)、昆布の戻し汁を2カップ(400cc)加えて、少し煮立ってきたら、酒粕豆乳クリームを加えて溶かす。

できあがり

7.カリフラワーを加えて、豆乳3カップ(600cc)を加え、塩と白こしょうで味を調え、沸騰する直前で火を止めてできあがり。
※豆乳を入れたら沸騰させないように注意(分離してしまう)

器に盛り付ける

8.器に盛りつけ、イタリアンパセリを飾る。

実食

<実食感想>
・身体に優しく元気になれる美味しい組み合わせです。朝食にピッタリ!!

・酒粕と豆乳がまろやかに合わさって、コクがありつつも重くない美味しいスープでした。『マクロビ派ビスケット』と一緒に食べると、大満足です。

・酒粕のまろやかさと濃厚さに大満足。具材の食感のバリエーションも豊かで食べ飽きしないスープでした。『マクロビ派ビスケット』はそのままで食べてもおいしかったし、スープにつけてみてもいける。そしてスープとビスケットだけなのに、とってもお腹いっぱいになりました。

・いつも食事の時には、お肉や魚がないと、物足りない気がしていましたが、手をかければマクロビ食(肉や魚等を使わなくても)でも美味しくなるんだとはじめて知りました。忙しい時にはスープなしでビスケットだけでも十分お腹いっぱいになるので、マクロビが朝食の定番となりそうです。

・コンブと酒粕と豆乳のコラボがあんなに美味しいとは思わなかった!かぶや椎茸もいい仕事してましたね。ビスケットとスープの組み合わせはマクロビデビューのきっかけに良さそう! 食物繊維とかも豊富だし、デトックスにも効果がありそう。冬太り脱皮にも積極的に取り入れようと思いました。

体に良さそうと思っていたけれどもなかなか作ることがなかったマクロビ料理。お野菜や海草のお出汁でしっかりいいお味が出ることをあらためて知りました。マクロビスープはじんわり体にしみてすごくやさしいお味。『マクロビ派ビスケット』と組み合わせればしっかりとした一食に。お肉中心の食生活のリセットにもおすすめです。

マクロビ派ビスケット

■マクロビ派ビスケット
「マクロビオティック」の考えにもとづき、原料にこだわって作りました。
植物由来の原料のみで焼き上げ、白砂糖・バター・マ―ガリンといった動物性脂肪のほか、乳製品や卵なども使っていません。
原材料名 :小麦全粒粉、レーズン、食用なたね油、アーモンドパウダー、砂糖(てんさい糖)、オーツ麦フレーク、メープルシロップ、米あめ、ひまわり種子、食塩、バニラ香料
内容量 :4枚(2枚パック×2袋)
参考小売価格:180円(税抜き)
発売日 :2014年4月8日(火)
発売地区 :全国コンビニエンスストア・鉄道売店限定

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