世界展開のおもちゃがアニメ化 ロボと同化して異世界でバトル! アニメ『テンカイナイト』クロスレビュー[7.8/10点]
2014春アニメクロスレビュー『テンカイナイト』
近未来の地球。小学5年生の大神グレンは、父の仕事の都合で大都市・ベンハムシティに引っ越してくる。転校したクラスで、偶然隣の席になった鷲崎セイランと仲良くなり、街を案内してもらうことになったグレン。街はずれの骨董店で店主のホワイトさんから不思議な「ブロック」をプレゼントされる。
その晩、自分がロボットとなり、悪のロボットと戦う夢を見るグレン。「このブロックのせいだ!」2人は真相を探るべく再び骨董店に向かうが、ホワイトさんの姿はない。“ゴゴゴ……” 店の奥から聞こえてきた奇妙な音に導かれ、店の地下室の扉を開けると、そこには巨大な転送装置「ポータル」が鎮座していた。2人の持つ「ブロック」に反応し、動き出した「ポータル」。2人の身体は粒子となり、やがて意識を失った……。
グレンが目を覚ますと、そこは異世界「惑星キューブ」。さらに、その姿は正義を愛する種族「スペクトロス」の勇者「ブレイヴン」に変身していた。同じく「トリビュトン」となったセイランとともに、命がけのバトルをくぐりぬけるグレン。
やがて出会う、亀山トクサと蜂須賀チュウキ。彼らもまた勇者「ヴァローン」「ライデンドール」へと変身する、選ばれし少年だ。4人の少年がそろい、伝説の勇者「テンカイナイト」が誕生した。異世界「惑星キューブ」を支配しようとする悪の大帝「ヴィリウス」が率いる邪悪なる種族「ヴィクリプス」を倒すため、テンカイナイトの冒険が今、始まる!!
声優/高橋めぐる、神田朱未、水間まき、種田梨沙
4月5日よりスタート
テレビ東京 毎週土曜日 9:00~
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/tenkaiknight/index.html[リンク]
総合得点 平均
7.8/10点(レビュアー 3名)
アニ二郎探検隊のレビュー
演出 7
脚本 7
作画 7
OP / ED 7
おもちゃの売れ行き次第なのかな度 10
-----
総合 7
赤い色の少年が主人公が父親の都合で転校し、転校先で青に出会う。意気投合した2人は街に来たばかりの赤を青が案内。そこで赤は不思議な姿をした何かを見かけ、追いかけた先のお店で気になるブロック(レゴ?)を発見。お店の店長からそのブロックをプレゼントされた2人が巻き込まれ異世界でロボットとなり戦うことに!というストーリーです。作画も結構丁寧で話の展開もついていけるので面白いのですがブロックで出来たロボットが子どもたちに人気が出て売れるかと言われたらちょっと不安ですね。次回はもうちょっとロボットのバトルを多めにしてもらえればいいかな。
srbnのレビュー
演出 8
脚本 8
作画 7
OP / ED 7
展開が気になる度 10
-----
総合 7
見覚えのある形のブロックがロボットに変身する、というような男児向けおもちゃのアニメ。転入時の自己紹介でよくある、黒板に名前を書くという描写が、キンコーズに頼んだのかよ? というぐらいに綺麗なフォントで黒板一面に描かれていて笑った。世界展開しているらしく、アニメも若干欧米のテイストが紛れ込んでいます。会話の間や節回しが独特でいちいち面白い。だんだん主人公のグレンがブレンに聞こえてきてしまい、挙句『モンスーノ』を思い出してしまう始末。肝心のロボはフルCGで描かれており、動きもかっこいいです。敵のロボが大量に出てきて襲い掛かってくるシーンは迫力があって軽く恐怖も感じられました。合流した仲間の名言「伝説の勇者は4人と決まっています!」も気になる。いつ誰が決めたんだよ……。
二宮係長のレビュー
演出 8
脚本 8
作画 8
OP / ED 7
カッコ可愛い度 9
-----
総合 8
「何かに誘われるようにアンティーク店に入り、おもちゃに出会い謎の店主に譲ってもらう」という展開がまさに子供向けアニメの王道でワクワクするよね!シンプルなブロックがちょっといじるだけでカッコいい装飾のついたロボットになるなんてどんなトリックだよ!実物もイジってみたくなるから完全に術中にはまってるよね。音声ナビゲーションにしたがってグレンくんたちが行動するところは視聴者にとってもチュートリアルになってて上手い作りだなと思いました。サンライズロボットアニメを思い出す!こういうの大好き!黒騎士というあからさまに怪しい敵幹部の正体にも期待!
レビュアープロフィール
アニ二郎探検隊
アニメの流通も手がける某企業に勤務する元イベント屋の30代
srbn
OPやEDに弾幕が流れるようなアニメをよく観ていますよ。
二宮係長
アニメと特撮ばっかり見てるラジオパーソナリティ。
ウェブサイト: https://getnews.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。