「面接は私服のワナ」に読者激怒 「そんな会社、こちらから願い下げだ!」
記事では、3月中旬に日経新聞が掲載した「学生と社会人では私服の定義が違います」という記事を紹介。「面接は私服で」「普段の素の姿が見たい」と言いながら、普段着を否定してビジネスカジュアルを期待する会社の矛盾を取り上げた。
ニコニコニュースの読者からは、会社側が要求する「私服」が、学生の普段の服装とはかけ離れていることに対し、怒りの声が多数挙がった。
「私服OKとしたのに(学生の服装に)グダグダ言うような会社は、こちらから願い下げで構わないと思う」
「言われたことを素直にしているのに批判とかいじめだろ」
「こういう会社に就業しても苦労するからやめたほうがいいよ」
「スーツを私服にすれば」という提案もあるが
定義が違うと分かっているのであれば、「相手が理解できる指示を与えるべき」と企業に注文を出す人もいる。常々、会社からコミュニケーション能力を問われている学生は、「企業の方がコミュ障だわ」と嘲笑している。
ただし、この食い違いは企業側がわざと起している可能性もある。あいまいな指示をしたときに学生たちがどういう行動をしてくるのか、密かに試しているというわけだ。そんな企業の意図を先回りして、
「なにこの無駄なひっかけ問題」
「ある意味とんち合戦なんだよな」
とため息をつく読者もいた。
ビジネスカジュアルでは、パンツはチノパンが望ましいとされるが、「ジーンズしか持ってないんですが」という人もいる。そういうときには、いっそのことスーツで行けばいいのではないかというコメントもあった。
「そうだ、スーツを私服にしよう」「まぁスーツで行けば安定っす」「面接はスーツってどこも決めてしまえば、くだらないイザコザはなくなるんジャマイカ」
しかし、会社が本当に採用したいのは、「私服」という指定に対し、パリッとしたビジネスカジュアルで決めてくるような、オシャレで裕福な学生なのかもしれない。そのような会社にムリに入っても馴染むことは難しいなら、落とされても諦めがつくのではないだろうか。
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