あなたの知らない味がココにある! 「信州上田・美味だれ」&「ご当地やきとり名人セット」を食べてみた

7大ご当地やきとりの食べ比べができる、フードテイスティングパーク『全や連総本店 東京』は、3月22日でオープン 1周年。それを記念し 、スペシャルな期間限定メニューが登場。

1つは、首都圏では殆ど知られていなかった斬新なスタイルのご当地やきとり、 信州上田の「美味(おい)だれやきとり」。そして、7大やきとりタウン(北海道美唄市、北海道室蘭市、福島県福島市、埼玉県東松山市、愛媛県今治市、山口県長門市、福岡県久留米市)の名店主たちが1周年を記念して腕によりをかけて創作した、豪華な「ご当地やきとり名人セット」です。

長野県上田市のご当地フード!?「美味(おい)だれ焼き鳥」

今回1周年記念で登場する特別メニュー「美味(おい)だれ焼き鳥」。やきとりに、大量のすりおろしにんにくを入れたしょうゆベースのタレをかけて食べる、長野県上田市で50年以上に渡って愛され続けてきた、地域独自の食べ方です。
でも「美味だれ」という名前がついたのは、つい3年ほど前なのだとか。上田人は、これが上田だけの食べ方なのだとは気付いていなかったそうです。

編集部の中に偶然上田出身者がいたので、東京でやきとりを食べる際「美味だれ」が無くて気にならなかったのか聞いてみると、「うーん、よくお店によって辛味噌とか置いてあるし、あれと同じ感じ? だから気にしたことなかった、その店それぞれの個性なのかなって。でも向こうだとテイクアウトもタレのボトルを付けてくれるんだよ♪」
……そんなんだから今まで広まらなかったんだよ! と、名称すらなかったわけがわかったような気がしました。
ちなみに映画『おおかみこどもと雨と雪』に「美味だれ焼き鳥」を食べるシーンが。奥さんの地元に訪れた細田守監督の目にも、印象的なご当地フードとして映ったようです。

今は地元でもやきとりの“上からかけて”食べることも多いようですが、今回は昔ながらにコップ入りのタレに、やきとりをトプンと浸して食べることができます。

初めて食べる「美味だれ焼き鳥」の味は……、本当にニンニクの風味がすごい! 今回のタレは辛めで、男性もとても好きそう&お酒に合うこと間違いなしの味です。それでいて熟成されたしょうゆベースのタレは、マイルドな口当たり。どんどん食べ進めてしまいました。

上田出身の記者も「美味だれというのはお店によって味が異なるのが魅力の一つ。こちらの美味だれは甘さが少なくガツンとくるニンニク辛さがとっても美味しかったです!」と大満足の様子。

1周年記念メニュー「ご当地やきとり名人セット」

7大やきとりタウンの名人が地元食材などを使用して創作した、このためだけのオリジナルメニュー。さらに、やきとりジャーナリストで『全や連総本店 東京』の名誉館長でもある“はんつ遠藤”さんが考案した1串も加え、豪華な8本セットで提供します。

【メニュー内容】

■ミニトマトの鶏肉チーズ焼き(美唄市「焼きとりたつみ」店主:藤本和己)
ミニトマトの中に山芋と鶏そぼろを入れ、最後にたっぷりのパルメザンチーズをかけて焼き上げています。トマトの赤が鮮やかな、見た目にも可愛いやきとり。

■もろこしつくね(室蘭市「やきとりの一平本店」店主:石塚和義)
店舗自慢のつくねに、とうもろこしと玉ねぎをトッピングして仕上げた、ありそうでなかった一平オリジナルのやきとり。
とうもろこしとは驚きですが、柔らかいつくねに“とうきび”のほんのりとした甘みが加わり美味しい。今までなかったことが不思議です。

■こんにゃ間(ま)(福島市「鶏料理 鳥安」店主:安田雅樹)
伊達赤鶏のあいだにねぎではなく、福島県産のこんにゃくを挟んだ“ねぎま”ならぬ“こんにゃ間(ま)”。タレで焼き上げたこんにゃくの食感と、伊達赤鶏のジューシーなハーモニー。

■ねぎバラ巻き(東松山市「やきとり ひびき」店主:森本茂春)
肉とねぎを交互に食べる“ねぎま”を、一度に食べられないか?という好奇心から創作したそう。ねぎに、辛味噌を塗った豚肉が巻かれています。ひびきが誇る辛味噌と、豚肉の脂が染み込んだ甘いねぎは絶品。

■せせにん(今治市「焼鳥まる屋」店主:徳永圭子)
鶏の首の肉“せせり”をニンニクの芽と一緒に焼き上げた「串に刺さない」今治やきとり。地元では常連さんの裏メニューだそうです! 店舗自慢の甘だれと、お好みで練り辛子をつけて味わうと美味。

■はなべー巻き(長門市「焼きとりや ちくぜん」店主:青村雅子)
山口県のオリジナル野菜「はなっこりー」をベーコンで巻いた、色合いも春らしい野菜串。女性らしい創作串は、塩コショウのみのそのままはもちろん、マヨネーズやガーリックパウダーをつけても美味しいです。

■肉詰めレンコン(久留米市「焼きとり 鉄砲」店主:木下敏光)
久留米市名物のレンコンの中に、自家製つくねのひき肉を詰めて焼き上げました。鶏のうまみとシャキシャキ食感の相性は文句なしで美味しい。わさびをつけていただくのがオススメ。

■アボカド7(東京都「全や連総本店 東京」名誉館長:はんつ遠藤)
なぜ名前に“7”とついているのかというと、7か所の各ご当地やきとりの肉をミンチ状にし、つくねにしているから! その大きなつくねをアボカドの上に乗せ、仕上げにチーズをトッピングして焼き上げた、食べ応え満天の一品。

1周年だからこその変り種メニューが楽しくて美味しいこの一皿は、3月14日~5月31日まで。癖になる美味しさの「美味だれ焼き鳥」は6月30日までの期間限定。歓送迎会はご当地やきとりで決まりですね!

【「美味だれ焼き鳥」3本セット】
販売期間:2014年3月14日(金)~6月30日(月)
価格:730円(税別)

【「ご当地やきとり名人セット」(8本)】
販売期間:2014年3月14日(金)~5月31日(土)
価格:1,480円(税別)

場所:全や連総本店 東京
東京都千代田区大手町1-7-2 サンケイビルB2F
TEL:03-3231-7705
お店HP http://www.zenyaren.jp/local

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. あなたの知らない味がココにある! 「信州上田・美味だれ」&「ご当地やきとり名人セット」を食べてみた

non

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

ウェブサイト: http://otajo.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。