この文字が刻まれた“のり”は何だ? サッカー日本代表を応援する壮大な『勝ちにぎりプロジェクト』が進行中
「とどけ、勝ちにぎり。」と書かれた黒い紙のようなもの。実はこれ、実際に食べられる“のり”なんです。もっと細かい文字も書かれていますよね。
ロゴやイラストなんかもお手の物。レーザーカッターを使えば、のりから文字や絵を自在に切り抜くことができるのです。レーザーカッターでのりに文字を刻んで何をするのかというと……。
頑張れ日本!!@みゆさん
走れ!長友!@マーボー
必勝!!日本は強いんだ!!@カイジ
刻まれた文章から分かるように、サッカー日本代表への応援メッセージをのりに刻んでいるのです。
サッカー日本代表公式飲料の『午後の紅茶 おいしい無糖』は、日本代表を応援する『勝ちにぎりプロジェクト』のサイトをオープン。ある壮大な応援プランを実行に移しています。
その応援プランとは、サッカー日本代表への応援の言葉をのりに刻み、その中から特に熱い言葉が刻まれたのりを使って、ラム肉を具に入れたおにぎり“勝ちにぎり”を作るというもの。『午後の紅茶 おいしい無糖』は、サッカー日本代表公式飲料であるのと同時に“おにぎり公式飲料”でもあるのです。
なぜラム肉かというと、『キリンチャレンジカップ 2014』で日本代表は3月5日にニュージーランド代表と対戦するから。ニュージーランドの国民的食材であるラム肉を入れて食ってしまおう、というわけです。
作った“勝ちにぎり”は、ニュージーランド戦直前の3月3日、国立西が丘サッカー場で日本代表に差し入れされるとのこと。その工程を見てみましょう。
『勝ちにぎりプロジェクト』のサイトでは、のりに文字を刻む様子が10時から20時まで毎日ライブ配信されています。「応援を刻む」のページでは応援メッセージが投稿でき、待機中のメッセージが実際に刻まれる様子が視聴可能。
工程は次の通り。まず格子状の作業台の上にのりを設置します。
のりの上に何やら赤いレーザーを走査して位置を合わせる動作を見せると、のりから煙が立ち始めます。これはレーザーがのりを焼き切っているため。すごい速さで文字が刻まれていきます。
メッセージは左から右に、2列にわたって刻まれていき、最後に中央を切って2枚のメッセージ入りのりが完成します。見たところ1枚に30人、計60人分のメッセージが3分程度で刻まれています。これはスゴい。
レーザーカッターでのりにメッセージを刻む工程を検証! (YouTube)
http://youtu.be/NO2Ov5KBPeQ
サイトでは、全角6文字までのニックネームで全角14文字までの応援メッセージの投稿を受け付けています。代表メンバーが目にするかもしれない“勝ちにぎり”に、自分のメッセージを刻んで思いを届けましょう!
『勝ちにぎりプロジェクト』キャンペーンページ
http://0255.jp/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。