映画制作に参加できるアプリ「Film Crew」 完成作品のクレジットに自分の名前も
スマートフォンのカメラ機能が年々向上してきているのは誰もが認めるところだが、素人がスマホで撮影した映像を映画制作に活用する時代になったようだ。アプリ「Film Crew」は、映画制作者が不特定多数の人に映画に使う動画の提供を呼びかけ、アプリユーザーは撮影クルーとして参加したい映画を選んで自分が撮ったシーンを提供できるというものだ。短編映画やスポット広告の制作での使用を想定していて、スマホユーザーなら誰でも撮影クルーになるチャンスだ。
アプリを立ち上げてクルーIDを入力すると撮影できるようになる。アプリ内にはどんなプロジェクトがあるのか、どういうシーンを求めているのかなどが表示される。参加したいと思うものがあったら、制作者の指示を仰ぎながら動画を撮ってアップロードすればOK。制作者は送られてきたクリップを編集して作品に取り込み、完成作品には協力した人全員の名前を入れるようになっている。完成後は、作品をソーシャルネットワークでシェアできる。
一般ユーザーにしてみれば、自分のためだけの動画撮影にとどまらず映画制作に参加できるという有意義性がある。一方、制作者にすると、多くの人からの動画を使うことで作品により“幅”が出ることが期待できる。スマホの浸透とカメラ機能の向上により可能になったサービスともいえるこのアプリ、iOSとAndroid対応している。ダウンロードは無料。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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