佐藤健が6年半を振り返る「仮面ライダー電王の頃は毎日満員電車で頑張ってました」
俳優の佐藤健さんが、6年半にわたって「週刊TVガイド」にて連載してきたコラムにグラビア&インタビューを加えたスペシャルBOOK「6 1/2 ~2007-2013」、および主演映画『リアル~完全なる首長竜の日~』のブルーレイ&DVD発売、そしてオフィシャルカレンダーの発売を記念し、11月25日(月)に東京・渋谷のシネクイントにてトークショーを開催。久しぶりにファンの皆さんと交流しました。
「6 1/2 ~2007-2013」は2007年夏から6年半にわたり「週刊TVガイド」に連載してきた「タケルモードにコラムに」に箭内道彦のディレクションによるグラビア&インタビューを加え、11月29日より3週にわたって発売されるもの。
6年半分のコラムひとつずつに佐藤さんがコメントをつけるという作業を行なっており「かなりボリューム―で、いまも絶賛“作り”中。サバイバルです!」と佐藤さん。コラムの内容に関しては「おれ、こんなこと言ってたんだ? というのもありますね」と少し恥ずかしそうな表情を見せつつ「ご期待ください!」とコメントしています。
『リアル~完全なる首長竜の日~』は12月4日の先行レンタルの後、12月18日よりブルーレイ&DVDがリリース。特典映像も盛りだくさんで、劇中の首長竜がどのように製作されたのか? さらには佐藤さんと綾瀬はるかさんのオフショットの姿や特別番組、舞台挨拶の模様などが収められています。
本作の黒沢清監督は先日、最新作「Seventh Code」が「第8回ローマ国際映画祭」で最優秀監督賞を受賞したばかり。佐藤さんは「おめでとうございます!」と改めて祝福の言葉を送り、『リアル』で初めて顔を合わせた黒沢監督の印象について「最初は僕も、怖い方かと思ってたんですが、お会いしてみるとこんな謙虚な方は見たことがないです。僕にもずっと敬語で、気を遣って下さりました」と撮影での意外なエピソードを明かしています。
この日は、6年半の佐藤さんの軌跡を振り返るということで、俳優デビュー作の「仮面ライダー電王」(’07)から「ルーキーズ」(’08年)、「ロッテ・フィッツのCM」(’09)、「Q10(キュート)」(’10)、『るろうに剣心』(’12)、そしてまもなく公開の最新主演映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(’13)まで6体の等身大パネルが登場! 懐かしい姿にファンからは歓声が飛んだが、佐藤さんは「歴史がありますね(笑)」としみじみ。
特に18歳のデビュー作「仮面ライダー電王」のパネルを見やり「記念すべきデビュー作でこれがあってこそ。ありがとう」と少し照れくさそうにニッコリ。「このころは、毎日、満員電車で撮影所に通ってましたね。頑張ったと思います」と感慨深げな佐藤さん。
「振り返ってみるとファンの皆さんに支えられてここまで仕事をしてきたと実感しています」と感謝の思いを口にする。そして「まだ6年半。小学校を卒業したくらいなので、中学、高校、大学とこれからが本番! いろいろチャレンジしていきたいし、一緒に頑張っていけたら」と今後の意気込みを口にし、会場は温かい拍手に包まれました。
年末年始、クリスマスの予定について尋ねられると「全くない。毎年、31日まで予定が決まらないので…(笑)。クリスマスも多分同じ。ラブな話は…ないでしょうね」とちょっぴり残念そうな笑みを浮かべていたのが印象的でした。
佐藤 健 – アミューズ オフィシャル ウェブサイト
http://artist.amuse.co.jp/artist/satoh_takeru/
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