テレビアニメ『メガネブ!』の「メガネかけさせ会」に市長登場!『鯖江いいもの見本市2013』でめがねのまちを強力アピール

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2013年8月23日から25日まで東京・秋葉原の2K540 AKI-OKA ARTISANで開かれる『鯖江いいもの見本市2013』が2013年10月より放映予定のテレビアニメ『メガネブ!』とコラボ。24日のメガネ部員”さばえブランド大使”の就任式には牧野百男鯖江市長と相馬鏡役・赤羽根健治さんが登場し、熱心な女子ファンが多数来場しました。

日本国内のめがねフレームの94%が製造されているという福井県鯖江市。人口約69000人のうち6人に1人は眼鏡産業で働いているという、文字通りの「めがねのまち」。市内には国産眼鏡の展示や歴史が学べるめがねミュージアムもあり、めがね好きを公言するならば一度は訪れる価値のある街といえそう。
『鯖江いいもの見本市2013』では、眼鏡にまつわるワークショップが実施されているほか、繊維・漆器・竹細工・彫刻の団体が出展し、ものづくりの魅力を感じることができるイベントになっています。

フレームはプラスティック製だと約150、メタルフレームだと約300もの工程があるとのこと。使っている材質が分かる展示など国内外で品質の評価の高い技術を感じることができます。

福井県眼鏡工業組合の有志が集まって活動している鯖江“ギフト組”では、樹脂やチタンといっためがねフレームの素材を使ったアイテムを展開。小さい字を見るためのルーペは、祖父母へのプレゼントに喜ばれそう。指輪やリングといったカラフルなアクセサリーも揃っています。

アセテート素材を使った鮮やかなカラーの腕時計も!これも眼鏡フレームで培ってきた技術がベルト部分などに生かされているとのこと。 

『メガネブ!』のイベントでは、牧野市長が「鯖江のめがねはデザインやブランドで海外のものにも負けていない」と71歳とは思えないアグレッシブさでアピール。めがね素材を使ったアイテムには、赤羽根さんも「鯖江市はなんでもできるのですね。恐るべし鯖江ブランド」と脱帽した様子。
また、赤羽根さんからの「鯖江市の組織にもメガネ部を作って欲しい!」という提案にも「議会とも相談して正式に作りたい」と快諾。「日本全国をメガネ一色にする」という『メガネブ!』の野望を市ぐるみで応援していくことになりそうです。

コミケなどで赤羽根さんが敢行してきた「メガネかけさせ会」は、今回は牧野市長が担当。普段はかけさせる側の赤羽根さんが一番最初にかけさせられた後、希望者に次々と着用していき、その手際のよさには赤羽根さんも舌を巻くほど。思わず「市長の人気に嫉妬」という本音も見せていました。

フレンドリーなキャラクターで女子ファンから歓声を浴びていた牧野市長は「”さばえブランド大使”は誰でもなれるので、鯖江のものづくりや人情に触れて、鯖江を好きになってもらいたい」といい、『メガネブ!』についても「鯖江の街並みが描かれていて感動している」とアニメの放映を心待ちにしている様子。
また、赤羽根さんは「アニメは毎週”スーパーサバエタイム”です。いつかはオールキャストで鯖江に行きたいですね」とイベントの開催をぶち上げていました。この日のトークの雰囲気からして実現も絵空事ではなさそう。
いずれにしても放映局のアナウンスなど新しい情報が待たれる『メガネブ!』。今後の展開からも目が離せません。

めがねのまち 鯖江いいもの見本市2013
http://www.city.sabae.fukui.jp/users/monodukuri/iimono-mihonichi/2013/index.html [リンク]

TVアニメ「メガネブ!」公式サイト
http://mgnb.tv/ [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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