和文通話表
今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
和文通話表
むかしアマチュア無線とかを聞いてて、会話している者同士が自分の名前を名乗るのに「朝日のア」とか言っていた。これがそう。
「通話表」 『Wikipedia』
http://ja.wikipedia.org/wiki/通話表
ようするに聞き間違いをなくすための伝達手段。英語だと、アルファ、チャーリー、とかいうやつですな。なんとなくかっこいい。
* * *
下記のツイートから始まる一連の議論で、最初なんで漢字が必要なのかわからなかった。カタカナでいいと思うのに。よく海外の事故に巻き込まれた人間の名前が、カタカナで発表されたりする。
キラキラネーム、頼むからやめてください。救急隊から患者情報入電の際、通常使う漢字で、常識的な読みでないと、患者IDを作り間違えます。あとで作り直すと2つIDが出来て、取り違えの危険性が増します。電話で伝わる名前にしてください!!
http://www.j-cast.com/tv/2013/07/09178986.htmlhttp://twitter.com/Ikuya_Ueta/status/362214798634651648
どうやら、口頭での聞き間違いを防ぐために漢字を使っているらしい。
「救急隊です。2歳の患者さん収容願います。名前は○○リライ・・さん」「え?イラリ・・さん?」「いえいえ、リラヒさん・・」と、ヨミだけでは電話では伝わらず、「で、どんな漢字?」「ええと、王ヘンに皇帝の皇にやまいだれ・・」「???」と、奥の手も使えない、というわけです。
http://twitter.com/Ikuya_Ueta/status/362250792209629184
で、当然上記の和文通話表みたいな方式を使ったらどうか?というツッコミが入って、発言者も同意している。
苗字とか外国人名の電話で伝達困難なものも同じというご指摘があり、それはその通りです。現場で漢字に頼るのではなく、「和文通話表」を周知してコミュニケーションを正確化することは必要だと気づきました。これはコストを上げずに明日からでもできるので改善しようと思います。
http://twitter.com/Ikuya_Ueta/status/362565576528375808
逆にいままではそうじゃなかったんだというのが、ちょっと意外ではあったが。まあ、現場の人が色々大変なのはわかる。
* * *
アマチュア無線って最近どうなのかな。インターネットに押されて減ってそうな気が。離れた場所の見知らぬ誰かとコミュニケーションするという用途がもろに被るよね…。
執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2013年08月15日時点のものです。
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