不審な連続自殺の原因はサイコキネシス? トルコのネットメディアが報じる
先日、トルコ首相府調査委員会は、トルコを代表する軍用電子機器メーカーのアセルサン社のエンジニアたちが2006年から2007年にかけて相次いで自殺した件について、念力によって引き起こされた可能性があると報告しました。現地ネットメディアの『Hurriyet Daily News』が伝えています。
不審な連続自殺は2006年8月~2007年1月に発生しました。エンジニアたちは自ら所有する車の中で息絶え、拳銃で自らの頭を撃ち、6階建ての建物から転落し、それぞれ命を落としました。裁判官が自殺と裁決した件もありましたが、今回の報告を取りまとめた神経心理学者は「何者かの念力が彼らを自殺するように仕向けた」と主張しています。
神経心理学の専門家は、自殺の考えられる原因に念力があるという可能性は無視すべきでなく、1.5km先から発せられたとみられる念力は深刻な苦悩や頭痛を引き起こす恐れがあったと述べています。一方、報告は念力以外の可能性にも言及しており、エンジニアが使用する電磁石装置の過充電には念力と同様の効果があるとしています。
ちなみにトルコでは念力の存在を肯定するようなニュースが流れたばかりです。あるジャーナリストが「念力によってエルドアン首相を暗殺しようとする動きがあった」と報じた数週間後、そのジャーナリストは首相のチーフコンサルタントに就任しています。
参照: トルコのネットメディア『Hurriyet Daily News』
http://www.hurriyetdailynews.com/turkish-prime-ministry-inspection-board-cites-telekinesis-as-possible-cause-of-mysterious-suicides-.aspx?pageID=517&nID=52081&NewsCatID=341
画像: トルコ・アセルサン社トップページのキャプチャ
http://www.aselsan.com.tr/
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